第15話 ペイバック
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間を稼ぐ事が目標である。
各自モニターに注視しろ。」
拠点内部の各モニターにはザフト軍の基地の映像に切り替わった。
基地へ接近するバルキリーがある。フラガの乗るVF-25 メサイアである。
バルキリーから1発のミサイルが発射される。
ミサイルは基地ではなく、基地の上空へ飛んでいく。
基地の上空でミサイルが破裂する。
光輝
「たま〜や!」
基地上空では花火が上がる。
作戦を知らない者は何が起きたのか唖然としている。
光輝
「これは正確には花火ではない。
音は基地だけに響いている。指向性を持った爆音兵器である。
これで相手を眠らせない。だが、真の狙いはそこではない。
これを見てくれ。一見、小石に見えるこれは超低周波と高周波を近辺に出す。
これらを基地内部にばら撒く為の囮である。
これの効果は初めは耳鳴りや頭痛、そしては吐き気など身体に変調を来す。
音波兵器だ。
コーディネイターは人間の持つ長所を集めたに過ぎない。
決して化物などではない。
これをランダムで1週間継続して行う。」
「「すげぇーけど!えげつない。」」
レジスタンス達は納得しながらも、腑に落ちない様子である。
光輝
「君らは仲間や同胞を殺されたら、悲しみや憎しみを抱く。
コーディネイターも同じだ。
彼らは血のバレンタインで、24万人以上の同胞を殺された。
君らが相手を殺せば、殺すほど。
彼らの憎しみは増えていく。
それらに巻き込まれるのは、君らの家族や知人、民衆だ。
過去の歴史が証明している。
レジスタンス活動で多くの犠牲を出したのは一般人だ。
君らには人々を守る技術を教える。
それと人を助ける喜びと人に感謝される喜びもだ。」
Sideout
それから、数日たった。
今、光輝達はタッシルの街にいる。
Side マリュー・ラミアス
サイーブ
「俺達レジスタンスを集めてどうするんだ。」
光輝
「長老と話しがしたい。」
サイーブは部下に指示して長老を呼びに行かせた。
光輝
「初めまして、コウキ・イチジョウです。
皆様にお集まり頂いたのは、食料プラントをお見せする為です。
サイーブに借りた母屋から、食料プラントに繋がるエレベーターが御座いますので、
今からご案内します。」
そう言うと光輝達は一軒の空き家に入った。
空き家は外見はそのままで、内部は近代的に改装してあり2機のエレベーターが設置してあった。
長老
「ほおー、何時の間に。」
光輝
「遮音フィールドがありまして、工事の音は外に漏れません。」
マリュー達
(嘘ね。)
(嘘だは、魔法を使ったくせに!)
光輝は長老達を案内してエレベーターで地下に降りる。
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