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NARUTO日向ネジ短篇
【ネジおじさんと露天風呂】
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シ達が休める所まで連れて行ってあげるからぁ…!』

『そうだよ、ムリしちゃダメなんだよおじさんっ』

「う……うっとうしいッ………!」

 払いのけたい所だが妙な脱力感で力が入らず、お色気とロリっぽい術を身に纏ったままのナルトとボルトに挟まれながら露天風呂を後にするしかないネジおじだった。




「───もう、二人しておじさんを疲れさせちゃダメでしょ〜?」

「ネジおじさん、だいじょおぶ……?」

 湯でのぼせたらしいおじさんを旅館の和室で横たわらせ、ハナビとヒマワリがうちわで扇いであげている。

「疲れさしてねぇってばよ? いきなり風呂に投げ込んでサドコにしてやったり、白眼の透視能力についてちょっとばかし突っ込んだ話したり、ボルトと一緒にロリ&お色気かましてやっただけだ。なぁ?」

「その通りだってばさ! それで勝手におじさんがのぼせて───」

「ナルト君、ボルト……二人のお夕食抜きでいいかな。代わりに私が全部、食べてあげるから」

 ヒナタは二人に笑顔を向けているが、妙な怖さを感じさせた。

「「ごめんなさい謝りますから晩飯食わしてください」」

 ナルトとボルトは揃って土下座する。

「ヒナタ……俺なら大丈夫だから、二人をあまり責めないでやってくれ」

「兄様は優しいわねぇ。ナルトとボルトと違って、やらしい事考えて無さげだものねっ」

「ハナビお姉ちゃん、やらしいことってなあに?」

「は、ハナビ、ヒマワリの前で余計な事を言わないでくれ」

「はいはい、ヒマちゃんの前ではカッコイイおじさんでいたいものねぇ?」



 ───その後、のぼせから回復したネジおじと共に貸切旅館の懐石料理を6人でワイワイ頂き、次いで並べられたお布団の上でボルトとヒマワリがはしゃぎ回り、ナルトとハナビも加わって枕投げをし出し、ヒナタとネジはそれを止めるでもなく苦笑しながらも楽しげに眺めた。

……ようやくボルトとヒマワリが寝静まった所で、大人達は夜更けのお酒でまったりほろ酔い気分に浸り始めた。


「ねじ兄さぁん……、わたしのアタマ、ナデてほしいのぉ...!」

 ヒナタは頬を赤らめながら、従兄の胴回りに纏わり付いておねだりした。

「こ、こらヒナタ、離れなさい。───甘えるなら、夫であるナルトにしてくれないか」

「やぁだ、今は兄さんがいいの...!」

「しょうがない子だな……」

 そう言いつつ、ヒナタの頭を優しく撫でやる。

「ふふ〜、ねじ兄さんだいすき……♪」

 うれしくなったヒナタは、放すまいとぎゅうっと力を込めて抱き締めた。

「ズルいぞぉヒナタぁ...! オレも甘えたいってばよぉ、ねじぃ〜......!」

 不意に背後からガバッ
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