第14話 果てし無き時の中で(後編)
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「コウキさん、その笑顔は悪だくみしてますね。」
光輝
「悪だくみではありません。ナチュラルとコーディネイターの
垣根を壊す起爆剤に使えないかと考えています。」
フラガ
「ヘリオポリスからこっち、お前が何かするたびに驚かされっぱなしだぞ!
行動する前に教えやがれ!」
光輝
「先に教えたら、つぅ(つまんない)信じて貰えましたか?」
フラガ
「お前、今、つまんないと言…」
フラガ最後まで言う前に、扉がノックされた。
光輝はわざと相手につまんないと言わせるように言葉や態度で示し、
相手が最後まで言わせないようにしたのである。
光輝
「プロト入って良いよ。」
扉が開き一人の青年が入って来る。
光輝
「自己紹介して。」
プロト
「初めまして、プロトです。このドッグの管理責任者を拝命しました。
意向宜しくお願いします。」
プロトは優雅にお辞儀する。
光輝
「サイーブ、部下の土産50人分で足りるか?」
サイーブ
「あぁ多すぎるぐらいだ。」
光輝
「サイーブが注文した物を、持ち帰り用で揃えてくれ。」
プロト
「分かりました。」
サイーブ
「オレ、他のが良いな。」
光輝
「上司ばかり、旨い物を食べていたら下(部下)が、付いて来ないぞ。
艦長達も此処の利用は、3日に1食のみと徹底させろよ。
後はミスリルのレーションだけだ。」
マリュー
「なんでぇ!」
光輝
「ここの食事は高級レストランの味だ。それも客の注文で味の好みまで変えてくれる。
アラスカに行きたくなくなるぞ。3日でホームシックになる。
ミスリルのレーションでも人気レストラン並みだ。
それが嫌なら除隊して、エクリプス社に入るんだな。
…
そろそろ時間だなぁ。
これから第1ステップの始まりだ。
サイーブ、これが作戦指示書だ。
納得したらレジスタンスの基地まで案内してくれ。」
Sideout
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