小手調べ
[2]次話
さてまずは、クイズというか、べんきょうとは、どういうものか?という事を学ぼうという話のようです
問題1:算数の四則演算、1+1は2ですが、1-1はいくつでしょう?
答え:0
「まず、手で計算してみようか」
「けいさん?」
「そう、算数というのは何かを計算するものなんだ。他のもあるけど、まずはそこだけ覚えておくといい」
「どう、すればいい?」
アステリオスが聞くと、マスターは言いました
「指を使って数を数えるのさ、こういう具合に」
と、マスターは、指を折ったり、伸ばしたりして、数を数えることを教えました
アステリオスは、指を折ったり、伸ばしたりしながら
「なくなった・・・」
と、不意に、哀しくなりました
まるがつばつにち、きょおはさんすうというものをまなんだ
うーん、アステリオスのトラウマを、思いださせるなにかがあったみたいですね
でも、その後、
「自分で日記を書いてごらん」
という、マスターからの無茶ぶりを、自分なりに、咀嚼して、一生懸命かいているのも、アステリオスという人の人柄がうかがえますね
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ