進路指導のウィザード
金属生命体(2)
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「格闘も射撃もシード権を持っているが、この後にでもやるのだろう」
「一真君が参加してくるのなら、私達は断然応援させてもらうよ」
「私も出る事になってるから負けないわよ一真!」
観客席に向かうヴァーリ達と選手として待機場所へと向かうコトナと俺、機体はライガーゼロファルコンだから地上も上空もゾイド一の速さを持っている。俺の機体が出て来た事で、司会と観客達が非常に興奮していた様子だな。
『おおっと!毎回総合優勝者である織斑一真様が来た様子だ!』
「一真さんお久しぶりです」
「久しぶりだなルージ。ハヤテライガーらしいが、こちらも負けてられねえからな」
『ライガーゼロファルコンからライガーゼロイエーガーにエヴォルトしましたが、ルージ選手もムラサメライガーからハヤテライガーへとエヴォルトしましたーこれは見物ですねぇ』
『ライガーゼロファルコンでも圧倒的な陸戦機動力を持ちますが、恐らくエヴォルトシステム搭載機として色々と熟していましたからね』
「あのシステムは一体?」
「あれはエヴォルトシステムと言って、一真君が乗るゾイドとルージ君が乗るゾイドにしか搭載されていないシステムの事だよ。詳細については教えてあげないけど」
スタートと同時に背中のハヤテブースターで突っ切るけど、それさえも追える速度を持つゼロイエーガーは大型イオンブースターにて突っ切る。地上からバトンを貰ったレインボージャークだったが、すぐにゼロイエーガーからゼロファルコンへと姿が変わりゾイド一の速度を観衆達に見せつけた。その後格闘・射撃を終わらせて、総合優勝は結局の所俺だけどな。
「流石ね、地上や上空でも貴方に勝てる者はいないわ」
「まあな。総合優勝者である俺はいつも通りだし、他の皆は各ゾイドを改造したとしても勝てる訳がない。あとは実力のみとされている・・・・それより今日はラ・カン来てるのかコトナ」
「管轄長がこの大会の主催者だし、今日はルージ達の家で祝勝会をするそうよ。良かったらウチ来る?」
「そうさせてもらうし、今日は疲れた。主に俺が活躍後、コイツらはゾイドを見て目をキラキラさせていたからな」
ここの管轄長に会ってもらう為、ゾイド中央地区へ行く事にしたけどアザゼルらの頼みで俺のゾイドに乗りたいとか言ってた。パイロット席は埋まっているが、マイクロンのように一部のパーツのようにした。バスを乗せたまま上空を飛ぶライガーゼロファルコンで、地上では色々なゾイドが走って住居地区へとな。
『速度計を見るとどんだけなのやら』
「しょうがねえだろアザゼル。大会地区から中央地区は凄く遠いんだからな」
『それに今回の優勝者と総合優勝者を祝うパーティーが行われますし、ここの管轄長にも会えるので丁度良いかと』
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