第13話 果てし無き時の中で(中編)
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なければお泊まり下さい。」
サイーブ
「分かった。」
サイーブは周波数を合わせて連絡をとった。
サイーブ
「特に問題ない。心配していただけだ。
カガリとキサカも泊まって来ると連絡して置いた。」
光輝
「先ず、軽食を食べて下さい。
夜半過ぎなので軽めにしてあります。
食べた後、感想をお聞かせ下さい。」
「「美味しい!」」
「「この肉、ジューシーね(だ)」」
「「野菜も新鮮ねぇ!」」
光輝
「特に不満があれば言って下さい。」
「「特にないわ(ね)」
光輝
「それは良かった。
それは、合成食です。」
「「えぇ!」」
光輝
「肉や野菜など一切使っていません。
プランクトンや藻の様な微生物を合成した物です。
アフリカでは120万人が飢餓などで苦しんでいます。
今から普通の穀物など作っていては間に合いません。
ミスリルからオーブ経由で、
全世界に無償援助する予定の物です。」
「「無償援助!」」
光輝
「今、200万人分の供給体制を整えています。
ミスリルは一般人には秘匿したい情報です。
そこでオーブが無償援助する事にしたいのです。」
カガリ
「オーブでなくても?」
光輝
「前提があります。中立国で技術力が高く、海に面している事です。
戦争で疲弊している国を援助している国を、
地球軍やザフト軍が攻撃したらどう思うでしょう。
カガリさんオーブにとっても良い事ではありませんか?」
カガリ
「…良い事はわかるけど…」
光輝
「キサカさん、オーブの国民と軍人の立場から意見を述べて下さい。」
キサカ
「オーブには地球軍やザフト軍と正面から戦える戦力はありません。
先程の例を前提すれば一定の抑止力を持つことが出来るでしょう。」
光輝
「キサカさん良い見識ですね。」
カガリ
「こちらにばかり都合のいい条件だ。」
光輝
「こちらからも条件を出します。
それはマスドライバー施設の爆破です。」
カガリ
「そんな事は出来ない。
そんな事をすればヘリオポリスの住人が困る。」
光輝
「それはエクリプス社が請負ます。
問題はそこではありません。
マスドライバー施設があると必ず近い内に地球軍が攻めてきます。
アークエンジェルの皆さんは宇宙にいて知らないと思いますが、
3日前ビクトリア宇宙港が落とされています。
そうですねサイーブ。」
サイーブ
「確かにビクトリア宇宙港が落とされた。但し2日前だ。」
光輝
「日付が変わっていますので3日前です。
ムー残る地球軍のマスドライバー施設は?」
フラガ
「パナマだけだ。」
光輝
「そうです。一つだけです。
その為、ザ
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