第12話 果てし無き時の中で(前編)
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し、機体を軽くする為には、フェイズシフト装甲と継続出来るエネルギーが必要になります。
戦争していなければ、もっと技術が進んでいたのにと…仰っていました。」
光輝
『キラ君、手本を見せる。
バクゥはコックピットが頭にある欠陥品だ。頭を狙うと搭乗員が危険だ。
その為に最初に攻撃するのは、背中にあるミサイルポッドだ。
但し複数相手では対応しずらい。
砂塵にライフルで攻撃して相手の前方に、砂を横に撒き散らし横断幕を作る。
これで敵からこちらを隠す。
ここで重要なのは横断幕に近づかないで、逆に背面飛行で距離を取る。
エールストライクの機動性なら出来る。
相手は砂の横断幕がある為に攻撃できない。
その隙を突いて一機づつ。潰していく。
4足歩行だ。2本以上の足を潰せば倒れる。
この状態では武器が残っていても、攻撃できない。』
喋りながら実演して見せた。
瞬く間に5機のバクゥが戦闘不能になった。
10秒も掛かっていない。
「「凄い!!」」
光輝は尚も戦闘不能になったバクゥを、必要に攻めて潰していく。
残ったのは動体と頭だけになった、芋虫状態のバクゥだった。
光輝
『はー、スッキリした。
えへぇ!やり過ぎちゃった。てへぇペロ!』
艦橋ではモニターの前で全員がずっこけた。
光輝は全周波で呼び掛ける。
カメラは戦場からザフト軍の様子に切り替わった。
『ザフト軍に告ぐ。パイロットは無事(トラウマ以外)だ。
これ以上の攻撃はしない。パイロットを救助して撤退せよ。
地上の王者はバルキリー!だ。
硬化剤も水で分解する。』
敢えてバルキリーを強調し、光輝は戦線から撤退した。
戦線を見ていたザフト軍兵士達は震え上がった。
バルトフェルド
『ミスリルはクルーゼ隊を手加減して撤退させていたのか!?
今のが本来の実力だろう。
何故、今まで隠していた実力を見せたのか分からないが?』
マリュー達はあんたが『足つきアーマー』なんて呼ぶから!
とモニター越しで虎に突っ込んだ。
ダコスタ
『冷静分析してないで、撤退支持を!』
バルトフェルド
『すまん。撤退だ!』
光輝
『こちらのは現場のコウキです。これで戦闘の中継は終わります。
お楽しみ頂けたでしょうか?ずっこけコメディーでした。』
放送は終了した。
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