第12話 果てし無き時の中で(前編)
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ラとマイクを向けて見てみましょう。』
カガリ
『図面でしか見たことはないが…間違いないだろう。
あれは、ヘリオポリスで建造された、地球軍の新型強襲機動特装艦、アークエンジェルだ!』
キサカ
『…』
サイーブ
『…』
その時、通信のベルが鳴った。
アフメド
『どうした?』
無線
『虎がレセップスを出た。
バクゥ5機を連れて、その船へ向かっているぞ!』
カガリ
『うぅっ…』
光輝
『現場のコウキです。新情報です。
虎とはアンドリュー・バルトフェルドの事ですね。
旗艦レセップスにバクゥ5機です、流石名将。
威力偵察でこの戦力です。侮れません。
それとレジスタンスはザフト軍の敵の様です。
それではカメラを切り替えて、上空のドローンから見てみましょう。』
画面にレッセプスが映される。
「「おぉー!」」
マリュー
「あれがレセップス…。」
光輝
『現場のコウキです。今バルトフェルドの近くに転移しました。
ご覧になられた通り、敵は地形を有効に利用してます。
砂漠の砂山にバクゥを伏せて、レーダに映らない様にしています。
それでは、虎にアップして見ましょう。
でも何で虎?砂漠に虎は住んでないよなぁ。』
バルトフェルド
『どうかなぁ?噂の大天使の様子は?』
ダコスタ
『は!依然なんの動きもありません。』
バルトフェルド
『地上はNジャマーの影響で、電波状況が滅茶苦茶だからなぁ。
彼女は未だスヤスヤとお休みか。
ん!?』
ダコスタ
『うっ!何か?』
バルトフェルド
『いや、今回はモカマタリを5%減らしてみたんだがね…こりゃぁいいなぁ。』
ダコスタ
『あぁ…』
光輝
『現場のコウキです。新情報です。虎はコーヒー通です。しかも自分でブレンドしているようです。
ついでにアークエンジェルの俗称が足つきから大天使に格上げされています。
さてバルキリーの俗称は何でしょうか?
虎が副官にカップを投げました。いよいよ開戦です。』
ダコスタ
『おっ!あぁっ…』
バルトフェルド
『ではこれより、地球軍新造艦、アークエンジェルに対する作戦を開始する。
目的は、敵艦、及び搭載モビルスーツの、戦力評価である。』
ザフト兵
『倒してはいけないのでありますか?』
ザフト兵一同
『はっはっは。』
バルトフェルド
『ん〜その時はその時だが…あれは遂にクルーゼ隊が仕留められず、
ハルバートンの第8艦隊を守ってまで地上に降下した艦だぞ?
それを忘れるな。一応な。』
バルトフェルド
『では、諸君の無事と、健闘を祈る!』
・・・
ダコスタ
『総員、搭乗!』
バルトフェル
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