第12話 果てし無き時の中で(前編)
[5/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
リカ北部の砂漠地帯のエクリプス社の、
仮設地下ドッグに収容と連絡を受けております。
ご報告まで。以上。』
ハルバートン
「アフリカの北部…、ザフトの圏内か。」
カリーニン少佐
「いえ、大丈夫です。元々アフリカ北部の砂漠地帯に、
エクリプス社が難民キャンプを施設予定しています。
あの辺りは資源もなく、土地が有効利用されていません。
その為、ザフト軍の警戒感も薄い盲点です。
着地点をトレース出来ても地表を移動して、
ドッグに入れば見つかりません。
エクリプス社の仮設地下ドッグは砂漠の下にあります。
今までもザフト軍に発見されておりません。
それにコウキ殿のこれまでの実績を見れば、
彼が脱出戦と心理戦に、長けているのが分かります。
我々も船の修理が終われば、救援に参ります。
地球軍は救援を派遣されないでしょう。
それに状況の変化があればまた連絡が来ます。』
カリーニン少佐は仮設地下ドッグと聞いて光輝が魔法で作成した事に気付いていた。
ハルバートン
「エクリプス社の仮設地下ドッグとな。
ザフト軍の圏内に、建設…。
分かったコウキ殿を信じよう。」
二人は密談に戻った。
Sideout
現在、夜更けを迎えていた。
Side マリュー・ラミアス
光輝
『これから番組を放送します。
司会、解説、現地リポーターはコウキです。
現場のコウキです。
今、アークエンジェル(偽)の上空です。
レジスタンスでしょうか!?
敵なのか味方なのか、引き続き情報を集めます。
車が止まった様ですね。
暗視カメラと高性能集音マイクを到着地点に設置します。』
マリュー
「結局、みんな起きているの?」
ノイマン
「はい、情報収集が済むまでは外出禁止ですから?
艦内に流しています。
食堂では、酒盛りしながら見ていますよ。
コウキさんが各種上等な酒とおつまみセットを用意していましたから。」
フラガ
「俺もあっちに行きてぇ。」
ナタル
「コウキ殿が上官とパイロットは何が起こるか分からないから待機!
と仰っていたじゃないですか?」
マリュー
「キラ君は何で…?」
キラ
「サイ達は共同部屋に避難していますから、
ちょっと居場所に困って…」
フラガ
「マードックの絡み酒が原因か?」
マリュー
「コウキさんノリノリね。」
フラガ
「あれだけ凝ったセットは、映画の撮影所でもむりだからなぁ。
それに相手は実機に実弾。見世物としては最高だ。」
マリュー
「でもザフト軍を見世物にすると恨まれるから、
映像の販売先ないなぁって悩んでいましたよ。」
光輝
『現場の光輝です。レジスタンスの近くにいます。
カメ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ