第12話 果てし無き時の中で(前編)
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光輝
「どうだ感想は?」
フラガ
「感想も何もないよ!」
光輝
「今、外にドローンを飛ばしたから見てみるか?」
「「…」」
誰も返事を返せない。
正面モニターに砂漠の映像が映る。
光輝
「今見えているのが真上の映像だ。
上手く隠れているだろう。
今はまだ発着スペース出来てないから、
アークエンジェルは外には出られないが、
見つかる心配はない。
それで来た道を戻ると…じゃじゃーん!
アークエンジェルの実物大模型、良く出来ているだろう。」
フラガ
「じゃじゃーん!じゃない。
何でアークエンジェルまで作る必用がある。」
光輝
「敵は必ず威力偵察に来る。
ここはザフト圏内で指揮官はアンドリュー・バルトフェルドだ。
名将だ名前ぐらい聞いたことがあるだろう。」
マリュー、フラガ
「…バルトフェルド…」
光輝
「そのバルトフェルドだ。
彼なら今晩にも仕掛けてくる。
こちらが準備出来ない事を予想してな。
ザフト軍には奪われた4機がある。
今頃4機の情報からストライクのバッテリー量の限界を、
知られているだろう。
昔の兵法に
『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』
という言葉がある。
敵や自分の長所や短所、この場合は兵力もだな。
裏を返せば敵の戦力を知らずに戦う事は無謀である。
敵は宇宙での戦力しか分かっていない。
威力偵察を行ってこちらの兵力を知ろうとする。
敵は必ずしもかつ必要がない。
私なら昼夜問わずに、交替して攻撃するな。
相手の疲労と弾薬を減らすのだ。」
マリュー
「それはいやだわ。」
フラガ
「溜まったもんじゃない。」
光輝
「こちらは移動できるし隠れられる。
敵は基地を移動できない
それで
・・・
」
マリュー
「それはあんまりよ。」
フラガ
「えげつないぞ!」
ナタル
「それは他にも応用できますね。」
マリュー
「ナタルやめて、人を殺さなくても非人道的よ。」
光輝
「全員一週間の休暇付きだぞ。
楽して勝てる。
私も基地の完成と現地調査が出来る一挙三得だ。」
Sideout
Side デュエイン・ハルバートン
ハルバートンは自室でカリーニン少佐と、今後の計画を相談していた。
そこに通話器の呼び出し音がする。
ハルバートン
「…なんだ?」
通信オペレータ
『ミスリルより、リアルタイム回線です。』
テッサ(テレサ・テスタロッサ)
『ミスリルからの連絡をお伝えします。
アークエンジェルとストライクは大丈夫ですが、
ストライクがローラシア級の破片に巻き込まれて、
アークエンジェルが収容の為、軌道変更。
アフ
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