第12話 果てし無き時の中で(前編)
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を此方に引き付けて、
その間にハルバートン提督がシャトルでデータを送れば良い。
今頃、カリーニン少佐が提督に進言している筈だ。
固定観念に囚われて誰も気づいていなかった。」
マリュー
「そっそれは…。」
光輝
「そのまま降下を続けて、敵は熱源でこちらをトレースしている筈、
地表に降りたと見せかける。
着地予定地点から、東に1km地表にそって移動する。
砂山に隠れて、敵からは分からない筈だ。
チョットと出かけて来る、目印と道を作る。
魔法使いが地上で、如何に凄いか魅せて上げよう。」
そう言い残して光輝は艦橋を出て行った。
マリュー
「…まって…」
ミリアリア
「いっちゃいましたね。
まるで散歩に出て行く様な感覚で。」
マリュー
「確かにトレースされているかもしれないけれど…。」
ナタル
「降下地点を観測。ゆっくり降りろ着底せず。コウキ殿の支持に従え。」
「「は!」」
・・・
トノムラ
「目標地点…えぇ。」
ナタル
「報告はハッキリ行え!」
トノムラ
「目標地点、モニターに出します。
確認して下さい。」
「「えぇーー!」」
全員が映像見て固まる。
そこには深く掘り下げてあり、罰点マークが〇で囲まれていた。
そしてその場所から東に堀がほられていた。
フラガ
「あそこが着地点かなぁ…」
マリュー
「そのようね…」
誰も上の空であった。
・・・
それでも艦を操舵して、堀を進む。
フラガ
「オレには着艦ドッグに見えるのだが…。」
「「私(俺)も…。」」
光輝が艦橋に戻って来る。
「何を腑抜けている。早くドッグに着艦しろ。
後の作業が出来ないだろうが!」
光輝の大声で皆我に返った。
マリュー
「みんなの気持ちは分かるけど……。着艦して。」
アークエンジェルはドッグに着艦した。
すると180度旋回する。
「「えぇ!」」
光輝
「それじゃあ、痕跡を消して残りのドッグを仕上げて来る。」
光輝は艦橋を出て行った。
マリュー
「…魔法使いってこんな事できるの?」
フラガ
「分からん。知り合いに魔法使いいないから…」
「「…」」
ミリアリア
「急に暗くなったけど日食?」
マリュー
「船外カメラの映像を正面のモニターに映して!」
船外カメラの映像が映し出された。
ナタル
「…地下ドッグ?」
そこにはまるで月面基地の地下ドッグの様な光景が映し出されている。
フラガ
「これはリアルタイム映像か?」
サイ
「はい、間違えありません。」
「「…」」
光輝が戻って来る。
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