暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic15強者の証明〜Who is Strongest?〜
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ーで丼の乗ってるトレイを受け取ってるルシルさんを見た。ルシルさんは側に居るフォルセティに微笑みかけて、フォルセティも微笑み返し。そんな2人を見てさらに微笑むアイリさんとすずかさん。すっごいほのぼのしてる。

「あの、さすがにセインテスト調査官は反則と言うか・・・入れるべきじゃないと言うか・・・」

「そうか? まぁそうやな。・・・そうやったら私以外かな〜。私はホンマに弱いよ。そやから空戦やなくて総合やしな」

「でも、総合とは言ってもSSとなると、やっぱり単純に考えても魔力はすごいんじゃ・・・」

「う〜ん、魔力が大きいからこそ高速運用が出来ひんし、並列処理も苦手なんよ。どうしても大魔力やと衝突するからな。そやから私は戦闘時、立ち止まっての展開からの発射〜ってゆう固定砲台役に徹してる。後方支援専門に適性の低い殴り合いスキルなんて無用やし、鍛えたところで意味無いしな」

「えっと・・・セインテスト調査官は衝突してないように見えますけど・・・」

「そうやね、キャロ。けど衝突するんが、ふ・つ・う、なんよ。セインテスト調査官は普通やない、うん! 私も魔導騎士なんて言われてるけど、実際ホンマもんの魔導騎士は、セインテスト調査官のようなオールレンジの騎士のことを指すんやろね」

八神部隊長はそう言って嘆息した。ここで「お待たせ〜!」アイリさんとすずかさん、そしてルシルさんとフォルセティがテーブルに着いた。すずかさんに「なんの話をしてるの?」そう訊かれて、あたしは「六課隊長陣+すずかさんとアリサさんの中で最強は誰なんでしょう?と・・・」そう答えた。

「最強か〜。私じゃないのは確かかな〜。今挙げられたメンバーの中だと最弱かも」

「うっそや〜。すずかちゃん、絶対に私より強いわ〜。すずかちゃん、支援専門とか言うて近接も十分強いし。ほら、中学の卒業式の後、お祝いに集団戦やったやろ。あの時、すずかちゃん、自分にブースト魔法を重ね掛けして無双してたやん」

「思い出した。それであたし負けたわ」

「わたしなんか真っ先だったし・・・」

「あたしもだ・・・」

「「私も・・・」」

アリサさん、アリシアさん、ヴィータ副隊長、さらにはなのはさんとフェイトさんまでがすずかさんに負けたとのこと。それに対してすずかさんは「もう4年も前だし、さすがに現在だともう勝てないよ」そう言って笑うだけだった。

「えっと、ヴィータ副隊長はどうですか?」

「誰が一番か?ってか。強さと言ってもいろんなもんがあるんだろ」

「じゃあ平均的な強さと言いますか・・・」

「なんだそりゃ。そんなん戦闘時の状況、相手との相性によって左右される。そんな状況下での、お前の言う平均的な強さつうのは要は何でも屋だ。マルチスキルは所詮、対応力と生存力
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