暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic15強者の証明〜Who is Strongest?〜
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ちの心配もある。剣型のアームドデバイスを使って騎士みたいな戦いをしても、アリサさんはミッド式の魔導師。海上戦闘で見せた火炎射撃と砲撃は、射程は短くてもすごい威力だった。
『望むところよ。キャロ。あたしにも防御力とスピードのブーストをお願い』
「『あ、はい!』我が乞うは、疾風の翼と清銀の盾。若き槍騎士に、駆け抜ける力と城砦の守りを。ダブルブースト・アクセラレイション&ディフェンスゲイン!」
『ありがと。じゃあ、すずかさんのことは頼むわよ』
――クロスファイアシュート――
ブーストを掛けたティアさんは、10発の魔力弾をアリサさんに撃ち込みながら林の奥へと掛けて行った。シールドで魔力弾を防御したアリサさんは私とエリオ君をチラッと見て、「すずか。こっちは任せたわよ」すずかさんにそう言ってティアさんを追って行った。
「う〜ん、2対1か〜。ちょっと厳しいかもだけど、精いっぱい頑張るよ♪」
「ストラーダ、フォルムツヴァイ・デューゼンフォルム!」
カートリッジをロードした“ストラーダ”が変形する。石突のところに1つ、穂の両側に2つずつの計4つ、ブースターが追加された。そして「行きます!」ブースターを添加したエリオ君がすずかさんへと一直線に突撃して行った。
「おいで、受け止めてあげる!」
すずかさんの周囲に魔力スフィアが4基と展開されたから、「させません!」私も魔力スフィアを2基と展開。
――フローズンバレット――
――シューティング・レイ――
エリオ君に向かって放たれた魔力弾を私の魔力弾で迎撃した。すぐに新しい魔力弾をスタンバイ。そしてエリオ君はすずかさんの元に辿り着いたんだけど、すずかさんはピョンっと横移動してエリオ君の突撃を躱した。
「ライトブースター!」
“ストラーダ”の穂にある右側のブースターだけが点火を続行して、エリオ君はその場で急速旋回。“ストラーダ”の穂がすずかさんに当たるかどうかって言うところで、「おっと」すずかさんはギリギリ後退して避けたけど・・・
「まだです!」
――スピーアアングリフ――
エリオ君は足を地面に付けることなく、穂の後部に付いてるヘッドブースターと、石突部分のリアブースターを再点火して追撃。すずかさんは「っ・・・!」咄嗟にラウンドシールドを展開して防御。
「キャロ!」
「うんっ!」
――シューティング・レイ――
エリオ君の一撃を防いでる最中のすずかさんに向かって4発の魔力弾を撃ち込む。着弾時に爆発を起こして、すずかさんの姿が砂煙に呑まれた。反撃や追撃に備えて、もう一度射撃魔法をスタンバイ。エリオ君もカートリッジの排莢や装填をしてる。
「けほっ、けほっ。あいたた。すごいね〜。新人さんだって聞いていたけど、も
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