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リリなのinボクらの太陽サーガ
コンフルエンス
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インターホンが鳴って玄関に向かうマキナに、なのは達は誰か客でも呼んでたのかと首を傾げる。しかし、ガチャっと扉を開けて彼女が迎え入れた者達を目にした瞬間、なのはは天地がひっくり返らんばかりの衝撃を受けた。

「お、お邪魔しま〜す……」

「邪魔するで〜。おぉ〜マジで生きとったんやな、なのはちゃん。おひさ〜♪」

「な、なのは! ちゃんと生きてるんだよな!? 幻や幽霊なんかじゃないよな!?」

「落ち着け、ヴィータ。高町が生きてる姿を見れて喜びを抑えきれないのはわかるが、ベルカの騎士としては取り乱し過ぎだ」

「だってよ……だってよぉおお!! う、うぅ……うわぁぁぁぁんっ!!」

「まぁまぁ、シグナムも今回ばかりは許してあげたら? 普段仏頂面のあなただって顔がほころんでるわよ」

「うぐっ! こ、これは……その……謝るから私に追求しないでくれ……」

「嬉しい事は嬉しい、それで良いではないか。ベルカの騎士だろうと関係ない、喜びたい時は素直に喜んでも構わないだろう」

「はいです。あんなに嬉しそうなヴィータちゃん、久しぶりに見たですよ」

フェイト、はやて、ヴィータ、シグナム、シャマル、ザフィーラ、リインというなのはの友人達が大挙してやってきたのだ。いくら一時的に武力衝突を禁止してるからといっても、管理局に所属している彼女達がウルズに堂々とやってきて大丈夫なのかとか、管理局もゴタゴタしてるのに来る余裕なんてあるのかとか、次から次へとなのはの頭に疑問が浮かんだ。しかし泣きながら胸元に飛び込んできたヴィータの頭を優しく撫でている内に、なのははやっとこの友達の輪に戻れたのだという喜びが段々湧いてくるのだった。

「お初にお目にかかります、私は八神はやてと言います。おてんこさま、ジャンゴさん、こうして挨拶出来て何よりです」

「君が八神はやて……あのサバタが面倒を見てた子か。口調はひまわり娘と似ているな……これからよろしく頼むぞ」

「僕達も君とは一度挨拶したいと思っていたんだ。まだまだ予断を許さない状況だけど、今後は君達も味方だと思えるようになって良かった」

なのはとヴィータの抱擁の隣で、はやてがジャンゴとおてんこがに拶する。サバタに色々世話になったはやてはジャンゴの姿を見て「やっぱ双子だから正直に言って一瞬驚いたわぁ。まぁ、似てるだけで実際会ったら結構違うとこあるんやな〜」と冗談交じりの苦笑を見せた。

「これなら姿を重ねずに済みそうや……(ボソッ)」

「?」

その時、パンパンっとマキナが手を叩いて注目を集める。

「はいはい、感動の再会も良いけど、全員昼飯がまだでしょ? それでこれから作ろうと思うんだけど、材料は用意してあるから誰かちょっと手伝ってくれる?」

「じゃあ私が手伝ったるよ
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