夢の続き
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で〜!!」
私に勢い良く抱きついて来たのはお世話係の凛だった
「凛も無事でなによりです」
自然と知っているのか受け答えする私
(夢だもんね〜)
「ではそなたか歌姫の杏であるようだな」
「はい」
「我が名は曹操だ」
曹操は私に手を差し伸べるてくるれ私も自然と曹操の手を取る
「では行こう」
「あっ、はい・・・」
(日本ではあり得ないおもてなしよね〜)
私が外套をすっぽり被っているためか曹操は顔を覗き込むように微笑む
(なんだか大人の男性って感じで素敵だわ・・・
でも助けてくれた趙雲さんにもお礼を言わなきゃ)
「夜は宴を開くのでそなたの歌声を聴かせてくれ」
「はい、有難うございます」
私はお風呂に入り綺麗な服を来て宴に参加すると趙雲さんが居たので挨拶にと行こうとしたら曹操さんが既に隣にいて声をかけて来た
「美しいな、ではこちらへ」
「は、はい」
(どうしょう・・・歌を歌ってからでも良いかな)
「では皆の者、今日は歌姫の杏殿がいらしている彼女の歌声を聴いて宴を楽しんでかれ」
杏は2〜3曲歌い曹操の元へ戻らずに趙雲の元へ行こうとしたが曹操に呼び止められた
「杏殿、こちらへ」
「あっ、はい・・・・・・・・」
杏は曹操に酌をしながら頭では趙雲の事がいっぱいだった
(帰っちゃわないわよね・・・)
ふと目線が趙雲と合いニコッと笑ってくれて頷く
(良かった、分かってくれているんだわ)
「杏殿は酒は呑めるかな?」
「少しなら、酔うと歌が歌えなくなるのであまり呑まない様にしているのです」
「今日はもう歌は良いぞ、流石に疲れているのではないか?」
「は、はい・・・かなり走りましたので」
曹操に酌をされ酒を呑むと甘く女性向けの酒だった
「美味しい・・・」
「ああ、だが呑みすぎてはいけないよ。
強い酒で作らせているから立てなくなる者が多いのだ。」
「有難うございます、少しお化粧を直して来てよろしいですか曹操様」
「良いぞ」
杏は部屋に戻ると一息ついた。
「ふぅ〜
本当になんだか疲れたわ」
すると直ぐに部屋の外から声がした
「杏殿少し良いか?」
「はい、どうぞ」
趙雲が入って来た
「趙雲殿あの時は有難うございます」
「いや、俺こそ君を助けられて良かったと思っているよ」
「宴でお側に行けなくてごめんなさい」
「良いんだ、曹操が君を気に入ってしまっているからな無理しないで良いよ」
「えっ、曹操様がそれはそれで困りますけど・・・
命を助けてもらった時のお礼は後程でよろしいですか?」
趙雲はニコッと笑いいき
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