夢の続き
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先生から各サークルが何処にあるかの地図を貰いその日は帰る。
「ふぅ〜あの人龍って言ったな・・・」
(あの夢正夢だったのかな?)
小さい頃から楽器が好きで高校までマーチングやバンド部で頑張りけいおん部に入部しようと思っている杏、暫くしてからアパートのチャイムが鳴る
ピンポーン!
「誰だろう」
覗き穴から見て見ると配送業者の格好の男性が荷物を持っていた
荷物を取ると母親から缶詰や色々と送って来ていたが一冊の読みかけの本があった
「三国志演義だ〜
確か読みかけだったな〜」
片付けする前に読んでしまい母親から電話がかかってきた
「お母さん荷物有難う」
「本も入れてあったでしょ?」
「うん、助かる」
「困った時には電話するのよ」
「はーい」
「それと大学で困ったら上級生に坂上君と言う子を頼るのよ学部も同じはずよ。」
「誰その人?女性?男性?」
「男性よ、ほらお父さんの会社の坂上さん知っているでしょ?」
「あーっ、あのちょい悪そうなダンディーな人?」
「そうそう、その人のお子さんだから仲良くしてね」
「了解です!」
「じゃまたね」
「うん」
電話が終り本を読み夕食を食べてから寝ると昨日の夢の続きを見るのだった
私は男性の背に庇われる様に守られているがこの男性とても剣術が上手くあっという間に囲んでいた男性達を倒して行くのだった。
「すごい・・・・・・・・」
「そうかぁ〜何処の貴族のお嬢さんかな?」
「えっ?」
「俺の名は趙雲と言う君は?」
「私は杏と言います」
「杏〜、ハッ!!
君があの歌姫の杏殿!!」
私は夢にまで三国志演義を見ていてそこでは歌姫らしい。
「外套でよく顔が見えないがそのままで居てくれよ」
趙雲は私を軽々と抱き上げ走り出した。
(すごい、惚れてしますわ〜)
思いながらも私は近くにいた趙雲の馬に乗せられある屋敷に連れられて来た
「趙雲どうした?」
「外套に血が付いているぞ」
大柄で怖そうな男性が話しかけて来た
「近くで賊に襲われているお嬢さんを助けたんだ張飛」
「そうだったのか、でも無事でなにより。
客人ゆっくりと休んで行くと良いぞ」
「有難うございます」
更に後ろから声がした
「趙雲、勝手に人を増やしては困るのだがな?」
「曹操・・・すまない」
目鼻立ちが整い色白でイケメンで私の理想の男性だったがこの人が曹操?
「そこの方は名はなんと言う?」
「杏と申します」
「確か今噂になっている歌姫もそう言う名だったな」
更に駆け寄る者がいた。
「杏様〜!!
よくご無事
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