第三部 ZODIAC CRUSADERS
CHAPTER#12
決意の誓戦 “運命” VS 『運命』 〜PHANTOM BLOOD NIGTMAREX〜
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』 の名を持つスタンド使いが、
このような小娘とは拍子抜けしたが、
それなりにパワーはあるようだな?」
ボイスチェンジャーを通したような、
異様に甲高い声調が車の中から届く。
「運命!? まさか貴方も!?」
「我がスタンドの名は “運 命 の 車 輪”
これこそが真にその名を冠するに相応しき能力!
運命のスタンドは二つもいらん!
よって偽物の貴様は、ここで始末させてもらうぞ小娘!」
「私のライトちゃんは! 偽物なんかじゃありませんッ!」
スタンド使いにしか解らない執着を機械音に乗せて放つ異能者に、
吉田は義憤を込めた言葉を返した。
瞬時にホイールをスピンさせて、猛然と突っ込んでくる爆走のスタンド。
それに対し吉田 一美のスタンド
『聖 光 の 運 命』 は歴然と構える。
「そっちがそのつもりならこっちも手加減しない!
今度はパーじゃなくてグーで殴りますよ!」
再び凄まじい激突音を伴って、二つのスタンドが真正面からブツかり合った。
が意外、先刻と同じ膠着状態に成るかと想われた競り合いが、
一方的に少女のスタンドのみが押され片膝をつく。
「ライトちゃん!?」
パワーだけなら、他のスタンド使いにも劣らないと
エリザベスにも言われた自らの分身に、
吉田は驚愕の声を上げる。
眼前にはホイールを高速回転させる暴走車が、
路面に火花とスタンドパワーを噴き散らしながら執拗に迫る。
「フハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
貴様如きスタンドの素人にこのオレが本気を出すとでも想ったのか!?
コレが我が “運 命 の 車 輪” のフルパワーッ!
そんな形容をしている貴様のスタンドでは絶対に勝てんッ!」
「な、なにを……!?」
劣勢と意味の解らぬ言葉に困惑するスタンド使いの少女。
その言葉の真意、スタンド戦では最も重要な 『能力』 の多様性の把握。
一口に 『近距離パワー型スタンド』 と言っても、
その形容に拠って様々なタイプが存在する。
最もスタンダードなのは、承太郎や吉田のように人型を執るモノだが、
スタンドの中にはスーツのような形状でソレを直接身に纏うモノ、
出現した幻 像が本体を隈無く覆い尽くすモノが存在する。
コレがスタンドと本体との 「距離」 の法則と相俟って、
通常のモノよりも遙かにパワーが強い。
吉田の 『聖 光 の 運 命』 も
岩を砕き鋼鉄の突進を止めるほどのパワーを有するが、
相手の “運 命 の 車 輪” は、
スタンドに
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