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ドリトル先生の名監督
第十幕その四
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「よかったよ、それじゃあね」
「うん、今はね」
「こうしてだね」
「動物園を巡ってくつろぐ」
「そうするんだね」
「そうだよ、この学園はいいところだよ」 
 にこりと笑って言った先生でした。
「動物園も水族館もあってね」
「植物園、博物館もあるし」
「美術館まであるから」
「大きな図書館、それに鉄道博物館まであるから」
 全部学ぶべき場所です、八条学園はそうしたものが全てとんでもなく広い敷地の中に存在しているのです。
「有り難いよ」
「鉄道博物館についてもね」
「先生よく行くし」
「それに好きだよね」
「鉄道の方も」
「うん、他の場所も好きだけれど」
 美術館もです、先生は美術にも縁があるのです。
「鉄道博物館も好きだよ」
「鉄道自体もね」
「そうだね」
「鉄道はね」 
 コアラからパンダのコーナーに向かいながらです、先生は皆にお話します。皆も先生と一緒にそちらに向かいます。
「元々はイギリスからだけれどね」
「そうそう、最初はね」
「鉄道はイギリスが造ったんだよね」
「あれの時は凄いって話題になったよね」
「これもまた新しい技術だって」
「世の中を変える」
「我が国の偉大な発明の一つだったけれど」
 その発明がというのです。
「日本では凄いことになったね」
「新幹線とかね」
「八条グループも鉄道会社持ってるしね」
「日本全土に路線を持つ八条鉄道」
「かなり凄いのを持ってるね」
「そう、日本の鉄道はね」
 それはというのです。
「凄い進歩と発展を遂げたよ」
「イギリスから取り入れて」
「凄いものにしたんだね」
「下手をしたらイギリス以上のものにした」
「そうなんだね」
「うん、日本人は鉄道を見てね」
 まさにその時にです。
「あっという間に好きになってね」
「それでなんだね」
「積極的に取り入れて発展した」
「そうなんだね」
「そうだよ、他の国と比べてもね」
 それこそというのです。
「素晴らしい発展をしたんだ」
「その鉄道のこともわかるからなんだね」
「先生あそこに行くのも好きなんだね」
「鉄道博物館にも」
「そうなんだ、鉄道にはロマンがあるけれど」
 そのことも感じ取っている先生です。
「そのロマンを現実のものにさせたのが日本人だよ」
「そうなんだね」
「そしてそれがあの鉄道博物館にもある」
「そういうことでもあるんだね」
「あそこには大きなディオラマもあるけれど」
 鉄道模型のです、十メートル四方の大きさでガラスケースの中にあります。そこでは鉄道と線路が幾つもあって操作で走るのです。
「あれもいいからね」
「そうそう、鉄道模型ね」
「八条学園って鉄道模型の部活もあってね」
「活動も熱心で」
「凄いの造ってるよね」

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