第08話 プラントと歌姫
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
普通は警戒する、場面だ。
但し、ミスリルからの情報だ。
先遣隊付近の宙域にはザフト艦はいない。
ただし、ヴェサリウスが発進している。目的はラクス嬢捜索とアークエンジェルだろう。
トゥアハー・デ・ダナンが時間を稼ぐので、喜んだら各自合流まで休憩するように。」
皆がほっとして再び喜びを分かち合いはじめた。
マリュー
「コウキさん、ありがとう。」
光輝
「シナリオ通りだ。
危険なのは、本隊との合流だ。
その後の指示も気になる。
本隊が動けば敵も注目する。
本隊が只の出迎えであれば問題ない。
アークエンジェルの地球降下なら、降下ポイントまでに時間が掛かる。
それだけの時間があれば、ザフト軍も追撃出来る。
私がラウ・ル・クルーゼの立場ならそうする。
先遣隊と本隊の合流まで時間がある。
しっかり、休めよ。
考えて仕方ない。決定権は第8艦隊にある。」
光輝は敢えてローラシア級の事は伝えない。
これ以上の事を伝えるとマリューが混乱するからだと分かっている。
(もう少し頑張りますか?ハルバートン提督に貸しを作るのも良い)
Sideout
Side ラウ・ル・クルーゼ
クルーゼ
「どうした?」
アデス
「ユン・ロー隊の偵察型ジンからの通信です。
シルバーウインドを護衛中。
ミッミスリル艦が共に護衛中。
…
シルバーウインドは被弾した物のミスリルの艦が救助し修理・補給までしてくれたそうです。
ラクス・クライン嬢は無事との事です。
ジンはシルバーウインド要請で離れられず報告が遅れたとの事です。」
クルーゼ
「やられたな。」
アデス
「どういうことです?」
クルーゼ
「ミスリル艦が足つきから離れていると言う事は、足つきは安全圏まで逃げ出している事だ。
こちらの哨戒網をくぐったとなると。
真っ直ぐに月や地球を目指していなかったと言う事だ。
シルバーウインドを助けていた事を考慮するるとデブリベルトに潜んでいたな。」
アデス
「並みの艦長では判断出来ないと思われます。」
クルーゼ
「そんな艦長を戦線から外す筈がないない。ヤツの仕業だ。」
アデス
「コウキ・イチジョウですか?」
クルーゼ
「情報部でも掴めていない。
プラントの遺伝学者どもも右往左往しているそうだ。
今はシルバーウインドに直ぐに合流して情報を聞き出すしかない。
全速力で向かうんだ。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
ノイマン
「方位45、マーク10、アルファへ、進路修正完了。機関60%。」
光輝
「機関100%で向かえ、先遣隊に補給済みだと伝えて、転身させるように伝えるんだ。
こちらのコースを伝えて停
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ