第08話 プラントと歌姫
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そう時間はないのだ。
いたずらに戦火を拡大してどうする?」
ザラ
「だからこそ許せんのです。
我々の、邪魔をする者は!」
Sideout
アスランはクルーゼを車で送り、母の墓前へ向かった。
墓に着き祈りを捧げた。
帰り際に父の言葉を思い出していた。
(我々は、我々を守るために戦う。
戦わねば守れないならば、戦いしかないのです!)
Side テレサ・テスタロッサ
「コウキ、強行偵察型・複座のジンが近づいてきます。」
『分かった、こちらで対処する。アークエンジェルにはレーザー通信でその場に待機するように連絡を。』
Sideout
光輝は民間周波数でシルバーウインドに連絡を入れる。
Side ラクス・クライン
光輝
「クライン嬢、お迎えが来たようです。
シルバーウインドに移乗しましょう。
後これを、ささやかながらプレゼントです。
ハロをモデルに私が作りました。
青空をイメージして、名を『スカイ』と付けました。」
ラクス
「船の修理までして頂き、ありがとうございます。」
スカイ
「ハロ!ハロ!僕はスカイ。」
ラクス
「まぁ!かわいい。」
光輝
「では、行きましょう。案内します。
スカイは私との連絡手段を持っています。
片言ながら話も出来ます。
二人だけの秘密ですよ。」
光輝は人差し指を口の前に持っていき内緒のジェスチャーをした。
Sideout
光輝はシャトルでラクス達をシルバーウインドに送った。
後部にミスリルの隊員が姿を消し、乗り込んでいたのには光輝以外には分らない。
シャトルがシルバーウインドに移動した。
Side ラクス・クライン
ラクス
「何から何まで、ありがとうございました。」
光輝
「いえ。こちらもお願いしていますので。
メリッサ・マオの事。くれぐれも宜しくお願いします。」
光輝
「メリッサ・マオ、プラントに戻ればミスリルの事を尋問され見張りが付くかも知れない。
覚悟だけはして置く様に、短い間ではあったが、これからはラクス嬢の護衛を頑張るんだぞ。
ミスリルの事は恩義を感じず話して構わない。」
光輝はシルバーウインドのクルーに聞こえる様に話した。
マオ
「戦場で助けて頂き、ありがとうございます。
感謝の言葉もありません。
やっとプラントに戻る事が出来ました。
助けられたこの命、ラクス・クライン様の為に捧げる積りで頑張ります。」
これらは全て、光輝のシナリオだった。
そのころシャトルから3人のミスリル隊員が忍び込んでいた。
光輝
「ミスリルの艦もシルバーウインドが安全な所まで同行させます。
それで
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