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Sword Art Rider-Awakening Clock Up
殺意と変異
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は大きく頷くと、右手でポケットから解毒結晶を取り出し、左手をキリトの胸に当てて麻痺状態を無効化した。結晶が砕け散り、キリトはようやく体をまともに動かせるようになった。だが、それでもどこか疲労していてそれほどいい動きがとれなかった。

一方、跳ね飛ばされたクラディールはようやく体を起こし、その顔には憎悪(ぞうお)の色が浮かんでいた。

「このアマァ……よくも邪魔してくれたな……。ケッ、まあいい。俺にはとっておきの切り札があるんだからな」

その台詞を、何か特別なスキルを発動させるという意味だと思ったアスナは、キリトを守ろうと警戒して細剣を構えた。

クラディールは持っていた剣を放り投げ、背筋を伸ばした。

すると。

「フフッ、フフフフフ………ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、感じるぞ!!()(てつ)もない力を感じるぞ!!」

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