第07話 敵軍の歌姫(後編)
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ハロ
「ハロハロ!」
キラ
「…。」
ラクス
「私がとても気に入りましたと申し上げましたら、その次もまたハロを。」
キラ
「…あぁ。
…そっかぁ、相変わらずなんだな、アスラン。僕のトリィも彼が作ってくれたものなんです。」
トリィ
「トリィ!」
ラクス
「まぁ!そうですの?」
ハロ
「テヤンデイ。」
キラ
「…あぁ、でも…」
Sideout
マオは気を利かしてそっと部屋を出る。
何故護衛が側にいないかは、護衛を連れ出し格闘訓練をさせていた。
それから暫く時間が過ぎた。
Side マリュー・ラミアス
何故かトゥアハー・デ・ダナンの格納庫には特製ステージが組み上げられて、
光輝がミュージシャンの姿でマイクの前に立っていた。
光輝
「シルバーウインドとアークエンジェルの皆様、ラクス嬢に同意して頂きましたのでラクス嬢に1曲歌って頂きましょう。
ラクス嬢、ステージに上がって下さい。
追悼慰霊コンサートの始まりです。
プラントの歌姫、ラクス・クライン嬢です。皆様、暖かい拍手を!」
光輝はラクス嬢をエスコートしてマイクの前まで案内し、自分は後ろにあるキーボードの前へ移動した。
ラクス
「ミスリルの皆様、ありがとうございます。それでは聴いて下さい。」
光輝が伴奏を始めた。
まるでオーケストラ響きである。
照明もオモイカネが曲調に合わせて色鮮やかに演出している。
ラクス
「静かなこの夜にあなたを待ってるの♪
…
…
…
静かな夜に……♪」
歌が終わると艦内で歓声鳴り響く。
光輝
「続きまして、ライブの録画映像ですがご覧ください。
銀河の妖精 シェリル・ノームと希望の歌姫 ランカ・リー。」
立体映像で映し出された。
光輝はラクスを貴賓席にエスコートした。
光輝も隣の席に座った。
ラクス
「素敵なコンサートでした。コウキさんのアレンジも素敵です。」
光輝
「それは良かった。準備したかいがありました。」
マリュー
「ここまでする必要があるの?」
光輝
「歌は文化です。文化は心を豊かにします。
音楽・料理・芸術など文化を忘れたら人間はただ生きているだけの機械と成り果てます。」
側で聞いていたラクスとキラも頷いている。
Sideout
コンサートが終わるとラクス達は貴賓室に案内された。
Side ムウ・ラ・フラガ
トゥアハー・デ・ダナンでの片付けが終わり、
アークエンジェルの格納庫で光輝は観客席の片付けをしていた。
フラガ
「何してくれやがる。」
光輝
「只のコンサートだよ。」
フラガ
「そんこと聞
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