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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第07話 敵軍の歌姫(後編)
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入れて下さい。」

その時ゆっくりと1Gの重力が掛かった。

マリュー
「あっ。」

そこでシャトルの扉が開き、光輝が初めに降りてきた。
スロープの下で待機する。
ラクスの護衛が次に降りて安全を確認する。
ラクス・クライン嬢が降りてくると、光輝は片膝を床に付けてラクスに手を掲げる。

光輝
「ようこそ。トゥアハー・デ・ダナンへ、乗組員一同。
ラクス嬢の来艦歓迎します。」

ミスリルの隊員が一斉に拍手で出迎える。

ラクス
「歓迎ありがとうございます。」

ラクスは光輝の手を取ると優雅にスロープを降りてくる。
この映像見ていたシルバーウインドとアークエンジェルのクルーは溜息をついた。
まるで中世の王女とナイトの姿そっくりである。
それは光輝の演出でもあった騎士の姿に変装してある。
シルバーのピカピカした甲冑にマント姿、腰には1本剣を帯剣している。
剣は模造で先に護衛に確認してあった。
着替えはマオ曹長にシャトルで運ばせる念の入れようである。

ハロ
「ハロ!ラクス、ハロー。」

ラクス
「これは友達のハロです。」

ハロ
「ハロハロ。オモエモナー。ハロハロ?」

マリュー
「…あっ!…ハァ。」

光輝
「貴賓室に案内します。付いて来て下さい。」

Sideout


光輝達はシルバーウインドの修理が終わるまでの予定を話し合った。


Side キラ・ヤマト

光輝
「キラ君、ラクス嬢はアスランの婚約者だ。
マオ曹長と一緒に相手をしてやってくれ。
君とアスランの関係を話せば、アスランに君の無事が伝わるだろう。マオ曹長が話をリードしてくれる。
私は作業があるからチョット出かけてくる。」

キラ
「本当にアレをやるんですか?」

光輝
「勿論、やるに決まっている。後は任せた前。それじゃ君の対応はマオ曹長に任せる。」

マオ曹長
「了解です。」

キラとマオ曹長を残して光輝は何処かに歩いて行った。

マオ曹長
「キラ君付いて来てくれ、軽食と飲み物を用意する。」

キラ
「はい。」

Sideout



Side キラ・ヤマト

キラとマオは昼食後のお茶を運んでいた。

マオ
「ところでラクス嬢、キラ・ヤマトはアスランの幼馴染みなんですよ。」

ラクス
「まぁ、本当ですの?」

キラ
「月の幼年学校で友達でした。」

ラクス
「アスラン・ザラは、私がいずれ結婚する方ですわ。」

キラ
「コウキさんに聞きました。」

ラクス
「優しいんですけども、とても無口な人。」

キラ
「…あぁ。」

ハロ
「ハロ。」

ラクス
「でも、このハロをくださいましたの!」

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