37話 まだ見えぬ夜明け 3.11
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二ィは談話に華咲かせていた。
アムロ、シャア、カイ、ハヤトの4人が情報意見の交換をしている最中、カミーユから火急の知らせが舞い込んできた。
「アムロ中佐!緊急です。宇宙へ上がったら止めなければ!」
アムロはカミーユに内容を求めた。
「どうしたというんだカミーユ」
「ブライト艦長の回線から、ア・バオア・クー、ルナツーは予定のコースに乗って運行中ですがソロモンがコースを逸れてます」
シャアが眉を潜め、カイがため息を付いた。そしてハヤトが結論を言った。
「ココへ向かってきているんだろ」
「えっ?・・・そのようです」
その要件も4人の間で、ハヤトが危険視していたことでそれを話をしていた最中でもあった。ソロモンの地球落とし。理由は不明ながらもやる方は相応の覚悟と想いを持っての事。ならば我々が止めなければならないとアムロ、カイ、ハヤトは思っていた。
* 地球軌道圏内 ロンド・ベル艦隊旗艦 ラー・カイラム 同日
ブライトもソロモンの軌道を掴んでいた。いち早く艦隊をソロモンと地球の間へ滑らせた。
先の戦いで戦力の半分が補給が間に合わずに残存兵力でソロモンのティターンズ艦隊を相手にするほかなかった。戦力差はブライトらに分があった。上手く半包囲できればティターンズの軌道艦隊本隊よりくすねてきた兵器の利用ができた。
ソロモンの足を止めるべくブライトは先発部隊でケーラ、スレッガー両部隊をソロモンへ向かわせていた。隕石の軌道が落下阻止限界点を超える前に核パルスエンジンを破壊しなければならない。彼らはラー・カイラムらが向かうまでのソロモンの掃除だった。
ラー・カイラム艦橋でトーレスが両部隊の移動位置を逐次報告していた。
「ケーラ隊、ソロモンより手前で戦闘状態に入りました。スレッガー隊はその戦闘空域を迂回してソロモンの側面から突く形です」
ブライトはスレッガーの戦略眼に感心した。
「友軍の戦闘の間隙を突く。冷静な判断がないとできない芸当だ」
そうブライトが言うと副長のメランは頷いていた。そして疑問を口にした。
「だが何故あの艦隊はソロモンを地球落下軌道へなど・・・」
メランの意見にブライトが首を竦めた。
「ただの暴走だろう。現にア・バオア・クーとルナツーは減速し、牽制しているようだ。ティターンズの指揮系統はあの旗艦ドゴス・ギアの沈黙により取るべきの行動を取っている」
「確かにドゴス・ギアの撃沈で周囲状のティターンズの残存艦隊は様子見のようです」
「ひとつ、今起きている事態に善処することが大事さ。これからハヤトたちも合流してくる。こちらの陣容も少ないながらも厚くして今後を検討しなければな」
ブライトは腕を組んで、目の前のシーマ率いるソロモンのテ
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