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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第06話 敵軍の歌姫(前編)
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「地球軍でもチーム名に番号を付けるな。
戦闘時は一々敬称付けない、上官も階級や役職だもんな。
げっ!最初から全力かよ。」

ミリアリア
「キラの的の的中率100%です。」

「「100%!」」

フラガ
「コウキも攻撃始めやがった。」

「「…。」」

ミリアリア
「キラの的中数上がって行きます。
キラ、右足小破3。」

フラガ
「待て、今のはコウキの後ろに的があるんだぞ!バルキリーの影になって的は狙えないはずだ。」

ミリアリア
「間違えありません。キラの的への的中数が上がっていますがバルキリー被弾数0です。」

フラガ
「確かにコウキのシミュレーションでは被弾0でジンを50機落としたがジンは実体弾だ。
ストライクはビーム兵器だぞ。撃ってからでは避けられない。
まさか、あいつ紙一重で避けているのか?」

マリュー
「コウキさんが銃相手でも素手で戦えると。」

ミリアリア
「両方とも的中数加速しています。」

フラガ
「まだ全力でなっかのかよ。」

「「…。」」

全員、言葉が出ない。

ミリアリア
「ストライクがライフルを上に掲げました。
訓練は終わった様です。」

フラガは艦橋飛び出した。

ミリアリア
「両機とも帰投するそうです。」

マリュー
「コーディネイターが凄いのかコウキさんの訓練が凄いのか?」

ナタル
「両方だと思います…。」

Sideout



Side ムウ・ラ・フラガ

フラガが格納庫に付くとキラが整備兵に揉みくちゃにされていた。
フラガはストライクを点検している光輝を見つけて歩み寄る。

フラガ
「コウキ、なんだあの訓練は!」

光輝
「大きな声を出すな!。点検中だ。」

フラガ
「見事に右足の関節ばかりだな。」

ストライクの膝関節がペイント弾で赤く染まっていた。
そこにキラが駆け寄ってきた。

キラ
「はぁはぁ。」

光輝
「キラ君頑張ったな。目標の30発。
被弾12、避けそこなったのが2、避けたのが5、未発射11。
後半は特に良かった。バッテリー残量も合格。
これなら85点ぐらいだ。」

フラガ
「85点!厳しくないか?」

光輝
「キラ君のシミュレーターは、やっと前回80点を超えたばかりだぞ。
初めての耐G訓練にしては、上出来だ。
的中率100%だったし。」

フラガ
「てめぇ何やった!」

光輝
「紙一重で避けたよ。
大きく避けたら的になるだろう。
人間は下への反応が遅れる。
実弾だと反動で余計に反応が遅れる。
地上だと飛行ユニットでもない限り、上にジャンプすると只の的だ。
それに対モビルスーツ戦の模擬戦だぞ
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