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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第06話 敵軍の歌姫(前編)
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れだけ指摘されるとは思わなかった。」

光輝
「これでも少ない方だ、攻撃力は上げていない。
それにそれらのほとんどはナスカ級とジンのデータを元にしてある。
硬化剤だけは独自技術だな。
テーマはECO(エコ)だな。
硬化剤は水を掛けるとほらっキレイに分解!環境にやさしい。おくさんどうですか?
今1パックお買い上げ頂くともう一つ付いてきます。お値段はなんと4,980。」

「「わっはっは!」」

フラガ
「通販番組かよ!」

光輝
「突っ込みが古い。
ザフト軍や地球軍を強くしてどうする。
死の商人と呼ばれたくないぞ!
ミスリルの商売は、護衛や防衛だ。
敵は出来るだけ殺さず無力化する。
敵を作らないように心掛けている。
処世術だ。理想主義と言われるかもしれないが、仲間の犠牲を出さない為には必要な事だ。
敵であっても家族が殺されたらどう思う?」

マリュー
「そうね…。考えさせられるわね。
良いでしょう。貰い過ぎの気がするけど、キラ君の訓練はコウキさんに任せるわ。」

光輝
「ありがとうございます。
キラ君、私の哨戒任務まで休憩だ。
パイロットは休むことも任務だ。コンディション調整をしっかりとね。」

光輝とキラは艦橋を出て行った。

フラガ
「ボウズ笑える様になったな。」

マリュー
「バルキリーの中で二人で話し合ったのでしょう。
今の訓練前まで緊張感で張り詰めた感じが、消えているもの。
コウキさんはまるでキラ君の父親みたい。」

ナタル
「コウキ殿は理想の上司でしょう。」

ナタルはこれ以降、光輝を殿付け呼ぶようになった。
ただ本人は尊敬心が芽生えた事を知らない。

Sideout



キラ達の休憩が終わった。
何故かキラの初実戦訓練は公開演習となった。



Side マリュー・ラミアス

マリュー
「ストライクの初の実戦訓練だわ。
キラ君がどれ程上達したか楽しみね。」

ナタル
「コウキ殿はザフト軍のエリートレベルと言ってましが。」

フラガ
「俺が採点してやろう。
あっ始まるみたいだ。」

光輝
『キラ、緊張せずにシミュレーターのつもりで気楽にやろう。』

キラ
『はい、コウキお願いします。』

マリュー
「あら呼び捨て?」

ミリアリア
「はい、ミスリルでは戦闘訓練時は呼び捨てかコード名を使うそうです。
任務中はコード名しか使わないのが原則です。
コウキさんのコード名はゼロ。
キラはモビルスーツ搭乗時にのみコード名はガンダムだそうです。
何でもストライクの起動画面の頭文字を繋げるとガンダムらしく、
キラがモビルスーツをガンダムと呼んでいたのでコード名となったそうです。」

フラ
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