第06話 敵軍の歌姫(前編)
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意した。
アークエンジェルに戻ったら渡そう。
そろそろ帰投時間だ。
目標座標はセットしてある帰投しよう。
着艦までが練習だ。がばれよ。」
キラ
「はい、分かりました。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
光輝
「入ります。ただいま帰投しました。」
マリュー
「お帰りなさい。」
フラガ
「突然消えるなよ。ステルスと言っても熱源まで消せるか?」
光輝
「初期噴射の後、当然エンジンは切って慣性航行している。」
事情を知るキラだけは、薄笑いしている。
フラガ
「あれじゃ、レーダーで探せないだろう。」
光輝
「地上ではニュートロンジャマーの影響でレーダー精度が落ちるだろう。
もっと、光学系のセンサーを発展させろよ。
熱源センサーに頼るな。
『GAT-X207 ブリッツ』にはミラージュコロイドも付いているんだぞ。」
マリュー
「何でそれを!」
光輝
「何の為に人質解放を24時間にしたと思う。
敵艦に潜入したに決まっているだろう。ミスリルの技術力をなめるなよ。
勿論、外装にマーカーを付けている。
修理で外装交換でもしないと、外せないぞ。
因みにアークエンジェルには付けていないから安心しろ。
そんなの顧客に付けたらミスリルの信用を失う。」
「「…。」」
光輝
「但し、学習システムには付いている。
リモートで自壊するが爆発しない。
所謂、盗難防止だな。」
フラガ
「EX-ギアにも付いているのか?」
光輝
「当然だ。お前くすねようと思っただろう。
諦めろ、EX-ギアを元にザフトのパイロットスーツの技術を利用して、
新しいパイロットスーツを開発している。
宇宙での運用技術は地球軍よりザフトの方が優れているからな。
EX-ギアの様に滑走や滑空は出来ないが、
短時間なら地上でも飛行出来るぞ。それで我慢しろ。
設計図も付けるから壊れても修理出来る。
ただ見せびらかすなよ。上官や他のパイロットに取られるぞ。」
フラガ
「はいはい。」
光輝
「艦長、パイロットスーツの設計図、硬化剤とそのロケット弾の設計図、アークエンジェルとモビルスーツの問題点。
以上の資料を渡して置く。技術屋なら興味あるだろう。
代わりにキラ君にモビルスーツでの訓練と実弾を使わせたい。許可して欲しい。」
光輝は話ながらデータディスクをマリューに渡す。
マリューは早速、内容を確認する。
マリュー
「ちょっと待って。目次だけでも凄いわ。」
ナタル
「そんなにですか?」
マリュー
「えぇ、アークエンジェルは新造艦だから、運用データが少ないのよ。
こ
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