第06話 敵軍の歌姫(前編)
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らいたい。
ナチュラルを差別していない君だから出来ると思う。
オーブの為でもある。
時間はある。ゆっくりと考えなさい。
進路の事だから両親と相談するんだよ。
君は親にも甘え足りないよ。」
キラ
「分かりました。考えてみます。」
光輝
「困ったことがある時は私に相談すると良い。
アスラン・ザラの事も。」
キラ
「アスランの事、知っているのですか?」
光輝
「君がモビルスーツに乗る前に敵をアスランって呼んでいただろ。
クルーゼ隊にアスランは、アスラン・ザラだけだ。」
キラ
「はい、月の幼年学校で幼馴染みでした。
僕のトリィもアスランがくれた物です。」
光輝
「心を寄せる事が出来る。唯一人の友達だろ。
殺さないように戦って上げるよ。
彼は優しい性格なのだろ。」
キラ
「ありがとうございます。」
光輝
「何のこれしきの事、問題ない。
それより辛かったね。
誰にも相談できなくて。」
キラ
「はい。
でもどうして、そこまで…。」
光輝
「君は部下だし将来エクリプス社の期待の新人だ。
今から青田刈りをしておくのも我々の利益になる。」
キラ
「ぷっ!」
光輝
「少しは悩みも晴れたようだ。
ところで80点を超えたなら何となく君の能力が理解出来たかな。」
キラ
「妙に冷静になって集中力が増すような感覚です。」
光輝
「それが『SEED』の能力だよ。」
キラ
「SEED?」
光輝
「Superior Evolutionary Element Destined-factor=「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」の頭字語だ。
学会誌に取り上げられた事がある。
普通は切れたりすると発動する。
火事場のバカ力、命が危険な時に普通リミッターを掛けているけど、それが解除される。
因子を持つ者はそれをある程度コントロール出来る様になる。
そこまで辿り着いたら90点を出せる。
最初に踏み込んだのは撃墜されようとした時だろ。」
キラ
「はい。
コウキさんも出来るんですよね。」
光輝
「自由にね。ただ欠点が合ってリミッター解除すると体に負荷が掛かる。
酷く疲れるよ。
これからは肉体のトレーニングもしよう。
リミッター解除の時間が伸ばせる。
今の君でもザフトの赤服より強い。
でも安心するなよ。戦場では何が起きるか分からない。
ガンダムでの出撃は許可するが警戒任務と訓練だけだ。
ガンダムでの訓練は耐Gスーツを着て行う。
EX-ギアを装着出来れば問題ないのだが、
借り物のストライクを改造出来ない。
EX-ギアを改造して、キラ君用のパイロットスーツを用
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