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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第06話 敵軍の歌姫(前編)
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します、だよ。」

キラ
『はは。
キラ・ヤマト、コウキ・イチジョウ!メサイア!行きます!!』

ナタル
「キラとコウキの発進許可を出したのですか?」

マリュー
「コウキさんの頼みよ。何か考えがあるんでしょう。」

光輝
『今からステルスのテストを行う。
機影をロストするが30分で戻る、安心してくれ。』

Sideout



Side キラ・ヤマト

光輝
「キラ君、フォールドブースターのテストを行う。」

キラ
「ステルスじゃないんですか?」

光輝
「いや、こちらの機影が消えたら心配するだろう。
それにフォールドの事は、まだ秘密だ。
目標、火星。
目標座標はこちらで設定する。
キラ君は手順通り操作しろ。
フォローはする。」

キラ
「…。
はい、分かりました。
フォールドブースター始動します。
目標、火星。」

キラと光輝はフォールドした。

キラ
「これが火星…。
本当にフォールドしたんですね。
それに加速感も感じませんでした。」

光輝
「慣性制御のおかげだ。
君には宇宙の広さも実感してもらいたいからね。
ほらあそこを見てごらん。」

モニター画面が地表の1点を捉えて、拡大していく。

キラ
「多くの船とモビルスーツが見えます。」

光輝
「ミスリルの地下基地を建設しているんだ。
火星は人類未着手の場所だかれね。
資源取り放題だよ。」

キラ
「取り放題って、ミスリルの組織の大きさに驚いています。」

光輝
「木星の軌道上ではヘリウム3の採取プラントも開発中だ。
私達は放射能の危険がある核分裂を使わない、核融合を使う。
月面は地球軍の管轄だから下手に手を出せない。」

キラ
「ミスリルってプラントの技術より進んでいるでしょう。」

光輝
「プラントがここまで辿り着けるには100年でも足りないかな。」

キラ
「100年!」

光輝
「寿命とAI(人口知能)の問題がる。
コーディネイターが頭が良くても研究には時間が掛かる。
我々はAIを駆使して研究をやっているからね。」

キラ
「…僕をミスリルへ入れてもらえますか?」

光輝
「君にはオーブに作る予定のエクリプス社に入社して貰いたい。
君は戦いはいやだろう。
キラ君は両親はナチュラルだ、コーディネイターをどう思う。
必ずしも幸福だと思っていない。
人より出来るからいろんな作業押し付けられていないかなぁ。
君は友達とも無意識に一線を引いている。
頼られても、自分から頼っていないだろ。
君が本当に頼れるナチュラルは両親だけだ。
カレッジも卒業していない。
君にはナチュラルとコーディネイターの架け橋になっても
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