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アンジュリーゼ物語
アンジェラ外伝4 シャーロットの休日
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ヒルダは、ローゼンブルム家の別荘の近くで何か考えている。
ヒルダ「(…ママ、もうすぐ会えそうだね。)」

そして運動会が開催された。
その運動会の賞金は、1千万キャッシュであるという。

一方でアンジェラは、着ぐるみを脱いで休憩をしていた。
その間、ヒルダは着ぐるみを奪い、その着ぐるみを着てローゼンブルム王国の別荘へ向かう。
執事や側近たちをぶち倒し、着ぐるみを脱いでミスティと対面。
ミスティに銃を向け、こう言う。
ヒルダ「死にたくなかったら、脱走の手伝いをしな。」
ミスティ「誰ですか、貴女は。」
ヒルダ「私はノーマのヒルダだ。この島に人間は、お前とその一族とエマ以外にいるか?」
ミスティ「シャーロット以外のノーマは嫌いです!」
ヒルダ「つべこべ言うな!もうすぐ追っ手が来ちまう。とっとと協力しな!」
ミスティ「…はい!」

ロザリーは、司令部で外の見張りを行っているオリビエを、背後から銃で殴って気絶させた。

そしてロザリーとクリスが、約束の場所でヒルダと合流した。
ロザリー「脱走計画、これで成功しそうだな!」
ヒルダ「この日が、脱走のチャンスだ。」
クリス「外の世界、楽しみ楽しみ。」
ミスティ「ヒルダさん、そこの2人、誰ですか?」
ヒルダ「お前ら、自己紹介しな。」
ロザリー「私はノーマのロザリーだ。」
クリス「私は同じくノーマのクリス。よろしく。」
ミスティ「仲良しですね。ノーマの3人組。」

4人は、ローゼンブルム家の輸送機が置かれている場所に来る。
ロザリー「何だ、その輸送機は。」
ミスティ「我がローゼンブルム家専用の輸送機です。」
ヒルダは、ロザリーとクリスに、輸送機の滑走用車輪がアレスティングギアでロックされている所に着目させる。
ヒルダ「そのアレスティングギア、無理に外せば警報装置が鳴るぞ。どうすればいいと思う?」
ロザリー「緊急射出システムは、鍵がかかってて使えそうにないな。」
クリス「無理だよ。諦めようよ。」
ヒルダ「諦めるだと?ふざけるな!私はこの時を10年も待っていたんだ!今日まで生き残るためなら、ゾーラのオモチャにだってなってきたんだ!ママに会いたい、ママに会いたいと思ってな!お前らも、外の世界に行きたいと思っているんだろ!簡単に夢を捨てるんじゃねえよ!」
ロザリー「でもどうやって外せばいいんだ?」
ヒルダ「知りたいか?」
クリス「何言っているの!?早くしないと見つかっちゃうよ!」
ヒルダ「そうあせるな、クリス。鍵を開けてやる。」
ヒルダは針金を鍵穴に入れ、緊急射出システムの鍵を開いた。
ロザリー「すげえな、ヒルダ。」
ロザリー、クリス、ミスティは輸送機に乗った。

運動会は終わり、その優勝者はヴィヴィアンであった。
フェスタのエンディングとして
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