第二十一話 悲惨散々!テストドライバー
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特殊車両を押し付けられてしまう力。
「私は作るだけ作ったのでテストはよろしくお願いします!!性能は大丈夫だと思いますので」
「て!俺が実験台か!!?」
言うだけ言って帰ってしまう楓に非常に困ってしまう力ちゃん。すると次元電話取り出してある人物を呼び出した。
その人物とは・・・
「何で俺!?」
数少ない力の友達ユウ・サエグサさん。
「何で俺呼び出したの!?」
「お前この話の中の普通の人間代表だろ!?お前が乗れなきゃ意味はないの!?」
「ひでぇ・・・ていうかこの間ウチの倉庫からスクラップパーツが大量に消えてたな・・・それ全部ハンドメイドパーツにして作ったのかこれ・・・」
と言いながら力とユウがもめていると・・・
『そろそろテスト走行を始めませんか?』
「ん?ユウなんか言ったか?」
「いや?何も?」
何処からともなく声が聴こえたのでユウに尋ねてみるが自分ではないという・・・すると
『私です』
そう言ってボンネット開けて力の頭を挟み込む特殊車両。
すると旋回し力を放り投げた。
「げほげほ・・・死んじまうだろうが」
『ご心配なく・・・楓さんから貰ったデータではこの程度の攻撃で死ぬことはないです』
「く・・車が喋ってる」
特殊車両が喋った事に驚くユウ。特殊車両くんの話によるとデバイスの様にサポート出来るようにとAIつけたらしい。
『それにしても聞いていた通りの無礼な人ですね』
「何だと!このポンコツ車!!」
接近したら危ないので離れてお尻ペンペンで挑発する力。
だが・・・
『甘いですよ』
特殊車両のリアサイドが開きビーム砲が現れ発射された。
「ぎゃああああああ!!」
思いっきり直撃して痙攣する力ちゃん。
『次に無礼な態度をとったらもっと威力のある奴をお見舞いしますよ』
「くそ・・・あいつの方が上手か」
「力・・・さっさと終わらせようぜ」
ユウの一発にさっさとテストを終わらせようとするのだが・・・
「よし!始めるか!」
ダグテクターを装着して完全防護の力ちゃん。
するとユウが・・・
「テメ!きたねえぞ自分だけそんなの着やがって俺にも貸せ!このこのこの!!」
力のダグテクターを引っぺがそうとするユウ。だが引っぺがせないのでヘルメットを装着するのであった。
早速運転席に座る力とユウ。作ったのは楓なのでアテに出来ないと思っている力・・・だがメカはチンプンカンプンなのでユウに見てもらうと・・・
「力・・・このスペック・・・凄いぞ・・・」
ユウの解説によると最高時速は光速に近くなり耐久力はスターライトブレイカーの10億倍に耐えられるらしい。
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