群狼
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姉「三馬鹿なら生徒連れてお茶会だそうよ」
眼鏡教師「…ご自分の立場わかってるのかしらあの人」
狼姉「まぁ今まで問題なかったし」
眼鏡教師「そういう問題じゃないのだけど」
眼鏡教師「それでこの子は?」
男「すいません、すぐに戻りますので…」
ヴァ姉「私の弟」
眼鏡教師「知ってるわよそんなこと」
狼姉「弁当届けに来てくれたんだとよ」
眼鏡教師「そう、他に用が無いなら長居しないように」
男「す、すみません」
眼鏡教師「それと人狼、これを理事長に渡しておいて」スッ
狼姉「おう」
眼鏡教師「次の準備があるから私は行くわね」スタスタ
ヴァ姉「私も行くわ」
男「うん、いってらっしゃい」
ヴァ姉「またね」スタスタ
男「あ、狼姉お弁当もついでに」
狼姉「それはお前が持ってってやれ、でなきゃ教室まで来るぞ」
男「確かに自分で渡した方が早そうだね…」
灰髪教師「…」スンスン
灰髪教師「オイ犬コロ」ガタ
男「え、あ、ハイ!?」
灰髪教師「そいつ余ってねえか?」
男「お、お弁当ですか?一つなら…」
灰髪教師「寄こしな」ポン
男「え、これ」
灰髪教師「俺様の昼飯代だ、足りんだろ?」
男「こんなに貰えないですよ!」
灰髪教師「ここじゃ普通だぞ?」
男「金銭感覚狂い過ぎでしょ…」
狼姉「おい他人んちの弟に粉かけてんじゃねえよ」
灰髪教師「うるせえ迷惑料だ」
男「と、とりあえずお弁当箱は放課後取りに来ます」
灰髪教師「おうありがとよ」
男「そ、それじゃ失礼します」スッ
灰髪教師「…」ジッ
狼姉「オイ…」
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