第05話 ノイジー・ラン
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っていました。
絶妙にバランスを崩され、相手の腕さえ掴む事が出来ません。
コーディネイターだから身体能力で戦ってきたでしょう。
体力トレーニングに格闘術は必要だよ。
いざという時、身体が反応しないからと言われてしまいました。」
「「…。」」
ミゲル
「彼は心理学者なのは間違いありません。
差し入れの際に私達と長く話していくのですが、個人個人の性格や家族の背景まで完全に当てられました。
最後に彼からの預かりもです。
これをクルーゼ隊長にお渡しするようにと。」
クルーゼ
「何か言っていたか。」
ミゲル
「ラウ・ル・クルーゼ氏は有能で無駄なことをしないから、ヘリオポリスを攻撃をしないだろう。
けれどザフト軍の中にも過激思想の持主もいるだろう。
あくまで今回はオーブのサハク家の独断で、代表は知らない。
オーブ連合首長国にはこの顛末を報告し、2度とこの様な事にならないよう釘を指して置く。
代わりに保険として私の書いた論文と解説書を彼に送る。
プラントの高名な遺伝学者ギルバート・デュランダル氏に渡せば、論文の正しさを証明してくれるだろうと。」
クルーゼ
「君達はその論文の内容は知っているか?」
ミゲル
「はい、暇なら読んで置けばいいと渡されました。
人類の進化可能性、後天的遺伝子操作技術となっていました。
補足としてコーディネイター出生率の減少の原因とその対策となっています。」
「「…。」」
クルーゼ
「彼は心理学者なのだろう。」
ミゲル
「本人もそう言っていましたが。
医療全般に深い造形があるようで、遺伝子工学も履修しているとの事です。」
アデス
「事実なら、造形ってレベルじゃないぞ。」
クルーゼ
「負傷しているラスティとアスランはヴェサリウスで本国へ向かう。
ガモフは補給後アークエンジェルを追わせる。」
アデス
「は!」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「上手く逃げられたようね。」
光輝
「あぁ。ナスカ級ヴェサリウス、ラウ・ル・クルーゼはイージスを積んでプラントに帰投した。
ローラシア級ガモフは残りの3機を積んで補給に向かった。
ミスリルの情報だ。
それとヘリオポリスの避難解除がなされた。
喜べみんなの家族は無事だそうだ。
学習システムで電話出来る。
心配されているだろうから無事を知らせてやれ。」
「「わぁやったー。」」
フラガ
「電話って。どうやって?」
光輝
「ちょっとヘリオポリスの交換機に細工をした。」
フラガ
「それは違法では?」
光輝
「あれだけ修理してやったんだ。子供達の通話の為だ。
後、電話代はただ。メールもニュースも見
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