第05話 ノイジー・ラン
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アデス
「はっ。捕虜を収用後、艦を発進。ミゲル達には報告を。」
オペレータ
「ミスリル艦加速、速度。ナスカ級と同等、今からでは追いつきません。
5分後に敵艦ロストします。」
クルーゼ
「ちっ。進路を本国へ向けろ。」
アデス
「追わないので。」
クルーゼ
「無駄だ。奴らは業とゆっくりと移動して振り切って見せた。
あえてナスカ級と同等だ。奴らはこちらの情報を掴んでいる。
最高速度はナスカ級より上かもしれない。」
ミゲル達
「入ります。
報告書はこちらです。」
アデス
「待て、今帰投したばかりだぞ。」
ミゲル
「はっ。それが…、ミスリルのコウキ・イチジョウがまる1日あるから暇だろうと新品のパソコンを差し入れに来ました。
最後にデータを消すのがめんどいだろ。パソコンは持って帰っていいよ、さっき手に入れた安物だからと。」
「「…。」」
クルーゼ
「そうか、報告書は後で目を通す。コウキ・イチジョウとやらに合ってどう思った。」
ミゲル
「それが異例尽くしで…、何と言ったらいいか。
自分は地球生まれのコーディネイター日本人だけど日本には行った事がないと。
それに無国籍だからどちらの陣営に付くつもりはないとも。
ただ、今アークエンジェルの護衛任務を受けたから商売の邪魔して欲しくないとも。
待遇も異例で君達はパイロットだからパイロット用レーションや着替えも用意して貰いました。
レーションと言っても味は高級レストラン並みであります。」
ラスティ
「自分は敵の銃弾を受け負傷しました。
気が付いたら手当してあり、君は危なかったよと私がいなかった助からなかった。
プラントに戻ったら診断書見せて適切な処置を受けてねと言われ薬を渡されました。
食事も病人食を差し入れて貰いました。
ただ、その時私は心理学者なんだけど医師の資格を持っているから仕方ないね。
今は皆避難しているからヘリオポリスの病院に入れてあげらないよと語っていました。
診断書には心肺蘇生と記入がありました。」
アデス
「軍医なのか?」
ミゲル
「いえ。本人は大佐階級の権限を持っていると。
それと、独房に入っていると身体がなまるよね。
修練に付き合わないかと外に出してくれました。
そこで模擬戦をしました。」
アデス
「聞いた事ない。」
ミゲル
「そこで3体1で模擬戦をやりましたが…。」
アデス
「どうした?」
ミゲル
「ナイフを渡されて、相手にかすり傷も与えられませんでした。それも相手は素手です。」
「「…。」」
ミゲル
「何でも日本の合気道を元に独自に発展させた柔術で、相手を最小限の被害で捕縛する技術だそうです。
銃相手でも戦えるっと言
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