第05話 ノイジー・ラン
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顔の反応や仕草さで心理状態を確認する。
嘘をつく時に目が動いたり、汗をかいたりって聞いた事があるだろ。
心理学者は目のまばたきや、呼吸の状態など無意識化の反応まで参考にする。
相手にかまをかけたりするのは初心者でも出来る。」
マリュー
「ある意味怖いわね。」
光輝
「恐いよ。好きな人の好感度も調べる事も、上司の信頼度や顧客の望む事など。
まぁ、興味あったら学習システムで心理学の入門を履修すといい。
既にザフト軍と心理戦をやっている。
君達を直接立ち合わせせず捕虜に会わせないのも相手に情報を与えない為だ。
アークエンジェルがヘリオポリスを出て行って、ヘリオポリスが攻撃されないと思うかい?
相手次第だと漠然に思うだろ。
ミスリルでは違う。
相手の戦績や戦法を分析し、相手の立場や性格まで判断する。
例を上げれば立場が悪い時ほど無茶や手柄を欲しがるものだ。
ミスリルでもラウ・ル・クルーゼは危険度判定は高い。
それは戦績だけで、危険度判定していない。
その為に保険と情報操作をしている。心理戦の一貫だ。
ムー君の危険度は高くないよ。
優れたパイロット、特に空間認識力はすごく高い。
君が生き残れたのは、決して運が良かったからではない
ただ立場が弱い、いっかいのモビルアーマー乗りでは戦局に大きく影響しない。
マリューさんとナタルさんはノーマーク、前線の実績と経験の少なさかな?
マリューさんは技術畑かな、ナタルさんはこのままだと要注意人物になるよ。
ナタルさんは軍人気質で年齢と階級からして軍人の家系だろ。
君の性格から厳しく育てられた。軍人としては優秀だ。優秀過ぎるのが問題だ。
君が提督なら問題ない。君は艦長になれる。その時君の上官が問題になる。
ハルバートン提督が上官なら問題ない、彼は柔軟な対応が出来る人物だ。
彼はそれが上層部毛嫌いされて、宇宙に放り出された。
腐った上層部程、命令に素直に従わない者を嫌う。
逆に君の様な軍人家系の者は利用し易い。
腐った上層部程、本音を隠して建て前で話をする。
心理学だけの話ではない歴史が証明している。
現状はもっと悪い。
ブルーコスモス、聞いた事があるよね。
その心派が上層部にいる。
ブルーコスモスの盟主、国防産業連合の理事ムルタ・アズラエル名前を聞いた事があるだろう。
政治と軍事力。金で繋がっている。ブルーコスモスは大義名分のプロパガンダに過ぎない。」
「「…。」」
光輝
「何もアークエンジェルの護衛が私の今回の仕事ではない。ヘリオポリスを守ることも仕事だ。」
フラガ
「ミスリルを敵に回したくない。」
光輝
「賢明な判断だ。
それで艦長、キラ君達の配置とストライクの使用。
許可の貰えるかな?」
マリュー
「許可
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