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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第05話 ノイジー・ラン
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地球軍と比べらない程少ないが死亡率は0だ。
そして正当に能力を評価する。
任務の危険性を判断して98%以上の成功確率に人員と装備の配置を行う。
民間しか出来ない事だ。
軍人は死ねと命令出来る。
敗退戦がそうだ。
軍人の建て前は国民を守る事だ。」

フラガ
「建て前ねぇ。シビアな意見だ。」

光輝
「キラ君達も覚えて置くことだ。オーブ軍に入ったら国民を守る為に犠牲となる覚悟が必要だ。
しかし家族や友達、恋人を守る必要がある時。選択肢を増やす方が良い。
ミスリルが教えているのは戦う技術じゃない。
自分と仲間達を守る技術とその心構えだ。」

マリュー
「真面目なコウキさんを初めて見たわ。」

「「うん。うん。」」

光輝
「心外な。真面目でない時はない。
軽口は心理学者としてリラックスさせている。」

フラガ
「リラックスしないといけない状況は誰のせいだ!」

再度、皆が頷く。

光輝
「見解の相違だ。
まぁこのままでは議論が進まないので次の件だ。
キラ君にストライクを使わせたい。」

マリュー
「バルキリーでなくて!」

光輝
「考えてみよう。
この中で最もバルキリーが上手く使えて前線に立てるのは?」

フラガ
「勿論、専用機だからコウキだな。」

光輝
「ストライクを使えるのは?」

フラガ
「コウキを除くとキラ君だ。」

光輝
「メビウス・ゼロを熟知しているのは?」

フラガ
「そこは上手く使えるだ。俺しかいないだろ。」

「「クスクス。」」

フラガ
「そこ!笑うな。
コウキ前線で戦うのか?」

光輝
「ミスリルでは階級でなく作戦の成功率を上げる為に人員と装備を揃える。
ムー、後で私のシミュレーションを見せる。
それで納得するはずさ。
それで遊撃をムーにやってもらいたい。
キラ君はアークエンジェルの護衛だ。
但し、キラ君は期待値が高いが危険性を多く含んでいる。
安全と判断出来るまで出撃させない。
相手はストライクの姉妹機を4機保有している。
それに相手はクルーゼ隊だ。
4機を強奪したのはザフト軍でもエリートと呼ばれる赤服だ。」

フラガ
「何でそこまで知っている。」

光輝
「捕虜に確認した。」

フラガ
「拷問したのか?」

光輝
「心理学者だと言っただろ。
何の為に捕虜の所に通っていると思うんだ。
心理学者に嘘はつけない。
ムー、君は裕福な家で産まれただろ。
そして両親は…幼い頃に…事故か何かで亡くなっている。
少年時代は…暗」

フラガ
「待て待て、もういい。」

光輝
「分かったろ。心理学者は性格や言葉使いから生い立ちを分析し、
言葉を投げかけ視線や瞳孔、
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