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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter61
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物があるのですが…]
悠里「私に?」
アルテミス[…走りながらでも構いません、もしや、マスターならばこの魔法もできるかもしれませんので…ムキラス提督と戦うのであれば必要になるかと]
悠里「わかったわ、お願い」
そういって悠里は雄也達との合流するために部屋の出口へと走る。
そして残された圭達はコンテナの壁にもたれかけ、一息つく。
圭「私達は一息していこう」
美紀「悠長な…でも…すぐに動けないもんね」
そういって激戦が終わったからか気が緩みたわいもない話をし出す。
圭「…あの日、パンデミックが起きて、色々あったね」
美紀「うん」
圭「…信じられないよ、気づけば巡ヶ丘の命運の戦いの中心で戦うことになるなんて…」
美紀「そうだね…」
圭(失うものは多かったけど…得たものもあった…大切な…私の初恋の雄也先輩と会えた…だから、私は後悔なんてしない…私が起こした罪も向き合う……)
心の中でこれまでと自身の心境を心の中で語る圭。
圭「もう少し休んでから行こっか」
美紀「そうだね」
何も音が立たない静かな空間で二人は体を休めるのであった。
一方…その頃雄也達はエレベーターの非常用の梯子を登り切り1階からエレベーターの扉をこじ開けて地上に戻ってきた雄也達。
ようやく地上にたどり着いたのも束の間、雄也はある異変に気付く。
雄也「っ!?アークこの感じ…」
アーク[マスターも感じましたか?…この巡ヶ丘を覆っていた大規模の魔力が飛散していきます]
音姫「どういう…こと?」
雄也は気配で魔力の変動を感知し、ルミナスアークがそれについて、簡単に説明、その二人の話に付いてこれない優花と音姫は頭をかしげ、わからないしぐさをとる。
雄也「要は、巡ヶ丘を覆っていた結界が消えたんだ」
優花「っ!それって!」
雄也「ああ、間違いなく悠里か、胡桃達が結界装置をどうにかしたんだ」
音姫「やった!けど、ノンパンデミックの方はどうなってるんだろう」
雄也「わからない…けど信じるだけさ…俺たちはムキラスのところに急ごう!」
雄也の言葉に二人は頷きムラキスがいると思われる上の階へと足を運んでいくのであった。
ムラキス「ば、バカな…結界が無くなった…だと!?」
時を同じくして最上階の社長室では雄也達の襲撃も知らされておらず悠々と巡ヶ丘の生き残り撲滅が完了するのを待っていたムラキスが結界が消えたことに動揺を起こした。
ムラキス「おい!司令室!どうなっている!」
急いで地下の司令室に取りつなぐが既に司令室は雄也によって破壊…機能停止していることに気付いていない。
ムラキス「くそ!つながらん!どうなってい
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