余波
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狼姉「…」トボトボ
理事姉「………」
秘書「早くも一家離散の危機だな」
ハピ姉「やっぱり玄武さんの所行ってくるわ…」
秘書「…折角更生の兆しが見えてるのにその機会を奪うのかい?」
秘書「それは余りにも残酷だと思うけど」
ハピ姉「で、でもあそこまで落ち込まれたら…」
秘書「確かにあのお人好し一家だ…事情を話せばすぐにでも契約を解いてくれるだろうね」
秘書「だけど与えたそばから取り上げるなんてそれは少し身勝手すぎるんじゃないかな」
ハピ姉「せっ、せめて期間を短くしてもらうとか!」
秘書「きみはじつにばかだな」フゥ-
秘書「それじゃあ全員にしこりが残るだけだ」
ハピ姉「正論だけどクッソムカつく……!」ギリッ
秘書「あのブラコン共が折れてくれたんだ、汲み取ってやってくれ」
ハピ姉「…あとでなんかお詫びするわ」
秘書「別に要らない。どうせ大したものじゃないし」
ハピ姉「そろそろアンタだけは殴ってもいいと思うのよね私」
秘書「気が変わった、お詫びは手羽先が良いな。調理はボクがしよう」
【至る現在】
狼姉「…」モグ
秘書「…」ズズ
理事姉「…」
ハピ姉「…」
ヴァ姉「…」スクッ
スタスタ「…」
ガチャ「」スタスタ
ピンポ-ン「おはようございまース!センパイ居るッスかー!」
秘書「…」スタスタ
秘書「すまないね弟君は今出張中だ」ガチャ
後輩「え?!あれ!?何で秘書さんいるんスか!?」
秘書「色々あってね。ハーピーと一緒に引っ越ししたんだ」
後輩「…教師と生徒が一つ屋根の下ってありなんスかね?」
秘書「バレなければどうということはない」
後輩「あと出張中っていうのはどういうことッスか?」
秘書「そのままの意味だよ」
【説明中】
後輩「なるほど大体わかったッス」
後輩「これからは亀娘ちゃんちにお迎えにあがれば良いってことッスね」
秘書「理解できたかは置いといて大体あってるね」
後輩「んじゃお先に学校行ってくるッス」
秘書「そういわず少し上がっていきなよ、時間はまだまだあるんだからね」
後輩「え、でも早く先輩に会いたいんスけど」
秘書「特別にボクがコーヒーでも入れよう」グイグイ
後輩「自分コーヒー飲めないッス、ミルクの方が好きッス」
秘書「この台詞が弟君だったらなぁ」
狼姉「…」
ハピ姉「…」
理事姉「…」
後輩「…」
秘書「さあ座って」スタス
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