1章旧校舎のディアボロス
6話アーシア救出開始!!
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天使達はイッセー達悪魔の気配は感じることができても、アーシアのような人間の気配を感じ取ることはできない
「それともし堕天使に見つかったら、俺の家か、駒王学園に向かって走れ、俺の家なら結界もあるし駒王学園なら悪魔の管轄で俺やイッセーがいるから、いざという時守れる。それとこれが地図でこれが俺の家の合鍵な」
俺はそう言いながら、机の棚から駒王町の地図と自宅の合鍵を取り出し、地図に俺の家と駒王学園に赤ペンでマークをつけ、アーシアに渡す
「すみません、ここまでしてもらって。昨日会ったばかりなのに一晩泊めていただいただけでなく朝ご飯までご馳走になるなんて・・・うぅ、主よ、こんなに情けない私をお許しください」
アーシアはそう言いながら、指を組み祈りをする。
この子って多分信仰心がかなり深いんだろうな
「じゃあ、俺はそろそろ学校に行かないとダメだから。まあ、堕天使には気をつけろよ」
「はい、その・・・いってらっしゃい、アレンさん」
「ああ」
家を出た後、俺は端末でイッセーに電話をかけた
『どうした、アレン』
電話越しに聞こえるイッセーの声は心なしか沈んでいるようにも聞こえた。
なんでそんなに落ち込んでるんだ?
「ああ、傷の具合はどうだ?確か2発足に撃たれたんだろ?」
『ああ、一応昨日部長に治療してもらったんだが、まだ痛む。それと、今日は学校を休むことにしたよ』
「休む?なんでだ?」
『部長がな、この足では悪魔の仕事もできないだろうから休んどけって・・・それとアーシアは?』
「家に残してきたさ。あっ、そうだ、お前今日学校休むんなら、アーシアを外に連れ出して遊んでやれよ」
『えっ?でも、お前の家の場所わからないし』
あぁー、そうだった、そういえば、祐斗以外に家の場所教えてねぇんだった
「じゃあ、今からメールで送るよ。それにアーシアもお前に会いたがっていたしな」
『・・・ッ!そうか、ありがとうな。アレン、昨日といい今日といい、いつもお前には世話になってるな』
「気にすんな、じゃあ、明日会おうな」
『ああ、また明日』
イッセーはそう言うと通話をきった。
俺はイッセーに俺が住んでいるマンションとその部屋番号をメールで送り、端末をポケットにしまうと学校へと再び足を進める。するとメルが俺に声をかけてきた
『ふふっ、主様は優しいですね。』
いきなりどうした。
『いえ、なんでもありませんよ。ただ、主様、一つだけ』
ん?どうした?
『今日は何か嫌なことが起きそうな気がします。だから、一応用心だけはしておいてください』
ああ、わかった。実は俺も嫌な感じがしていたんだ。気をつけとくよ。
『
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