1章旧校舎のディアボロス
6話アーシア救出開始!!
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なんでもメルの力を扱うにはメルが言うような善の心、本当に大切なものを守ったり、助けることができる、そんな気質を持っている人がこの力を扱うにふさわしいらしい。そして俺はそれに選ばれたわけだ
しかし、メルはそういう気質を持つ人間を選べるのは一度きりらしい。だから、俺が死ねばメルは神器ごとこの世から、消滅するようだ
なんで、メルがそんなシステムを背負わされているのかはわからないが、とにかく選ばれたからにはこの力を使いこなせるよう頑張るしかないよな
『ええ、その意気です、頑張ってください。』
ああ、頑張ってみるよ。
まあ、話はこれくらいにして、そろそろ朝飯を作らないとなぁ
それに今日は2人分作らないとだし
今日は何を作ろうか。
俺は冷蔵庫の中を見ながら、考える
「アーシアはシスターだしな。手軽にベーコンエッグとトーストでも作るか。」
俺はそう思い、冷蔵庫から卵とベーコンを取り出し、ベーコンをフライパンに並べ加熱していき、棚から食パンを3枚取り出し、トースターに入れる。
さて、この間にアーシアを起こしにでも行くか
俺はキッチンから自室に向かい扉を開けようとした時、不意に扉がガチャとゆっくり開いた
「うぅ・・・もう、朝ですか?」
すると中から、目をこすりながらのアーシアがでてきた。
「あっ、おはようございますぅ。アレンさん」
アーシアは寝ぼけながらも俺の方を見てそう言ってくる
・・・な、なんて破壊力なんだ
この子は、なんていうか、その、保護欲をそそられるというか、とりあえず可愛い
「おはよう、アーシア。そろそろ朝ごはんができるから、そこの椅子に座っといてくれ」
「・・・はい」
アーシアはそう答えると、うとうとしながらリビングの椅子に座る。しかし座った後でも少しうとうとしており、時折、船を漕いでいた
よし、アーシアがまた寝ないうちに飯をとっとと作ろう。
五分後、2人分の朝食を作り終え、リビングに持ってた時、アーシアは目が覚めたのか、モジモジとしながら椅子にちょこんと座っていた
「ほら、朝ごはんできたぞ。」
「あっはい。えと、これはトーストとベーコンエッグ・・・ですか?」
「ビンゴ、さっ、バターか、ジャム両方あるから好きな方を塗ってくれ」
「は、はい」
そして、俺たちは朝食を食べ始めた。
「いいか?アーシア、外に出てもいいが、堕天使には気付かれないように気をつけてな。それとこれが昼飯のお金だ」
「はい、わかりました」
朝食を食べ終えた後、俺はアーシアに外に出る時の注意を教えていた
アーシアは堕天使に狙われている身。だからこそ、周りには気をつけるようにしないといけない。
幸い堕
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