第04話 決断
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キラ
「僕にそんな能力が?」
光輝
「ある。
シミュレーターに私が戦闘したデータを入れてある。
100点満点の技術が見れる。
シミュレーターにはキラ君用に特別な訓練プログラムもある。
仮に戦闘になっても君のやる事アークエンジェルの護衛だ。
前線で戦うのは私が行う。
君にだけ私のモビルアーマーの仕様を見せよう。
機密度、レベル5だ。他言無用だ。」
キラ
「えっ!三形態変形。これはモビルスーツじゃないですか?
エンジン出力っ、戦艦クラスの出力・・・。
慣性制御…。
もう、でたらめです。何と戦うんですか?
プラントの技術でも大人と子供ぐらい違いますよ!」
光輝
「キラ君、オプションのフォールドブースターを忘れてるよ。」
キラ
「フォールドって何ですか?」
光輝
「空間跳躍、ワープと言えば分かるかな?
訓練で使わせて上げよう。
火星までひとっ跳び。」
キラ
「ひとっ跳びって。何を作っているんですか?」
光輝
「趣味かな?」
キラ
(趣味!この人おかしい)
キラは技術に驚き、モビルスーツに乗る事を丸め込まれた事を知らない。
光輝は密かに笑った。作戦成功と。
キラは一人共同部屋に戻った。
ミリアリア
「キラ、大丈夫。」
サイ
「顔色が悪いぞ。何かあったのか?」
キラ
「モビルスーツに乗る事になった…。」
サイ
「キラ、言っていたもんな戦いたくないって。」
キラ
「そうじゃない…。
レベル5の機密見せて貰ったんだ。
あの人、趣味だって言ってた。
絶対に変人だっ!」
ミリアリア
「キラが壊れた。」
キラが落ち着くのに、暫し時間が掛かった。
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