第04話 決断
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そこで君達を守れる私が直接護衛する。
家族へ連絡したい者もいるだろうが、連絡手段は用意する。
今はヘリオポリスの職員以外は避難している状況だ。
避難者の移動は制限されている。
今はアークエンジェルの方が安全だ。
ザフトの捕虜がいても攻撃して来ないとも限らない。
保険を幾つか用意しているが。」
カズイ
「ボロイ。アークエンジェルって新造艦だよね。」
ミリアリア
「分かりました。
私はコウキさんを信じます。」
皆もミリアリア意見に同意した。
光輝はタブレット端末をミリアリアに渡した。
光輝
「皆はミスリルとの契約書を見ていてくれ。
キラ君には個別の相談がある。私の部屋へ移動しよう。」
キラ
「分かりました。」
「「キラ!」」
光輝
「大丈夫だ。私はノーマルだ!」
ミリアリア
(プスッ。そんな事を心配してないのに。)
所変わって光輝の部屋。
光輝とキラが部屋の中に入る。
キラ
「わぁ、一人部屋なんですね。」
光輝
「あぁ、私はアークエンジェルの護衛兼アドバイザーとしてこの艦に乗る。
ミスリルの機密もあって一人部屋を要求した。
ところで相談だが、君にモビルスーツに乗って欲しい。」
キラ
「僕がですか?」
光輝
「そうだ。君だ。
ただし、条件を出そう。
先ず待遇だが、少尉扱いとする。
次に君にはシミュレーターで総合評価で90点以上でないと実践には出さない。
更にストライクをちょっと改造して、照準補正を行う。
敵に向けたライフルはコックピットを狙わない。」
キラ
「そんな事が出来るのですか?
でもガンダムの処理能力では?」
光輝
「ガンダムか。
General
Unilateral
Neuro−Link
Dispersive
Autonomic
Maneuver
…Synthesis System
(ジェネラル・ユニラテラル・ニューロリンク・ディスパーシブ・オートノミック・マニューバー)
の頭文字だな。
それ貰った。キラ君の乗るモビルスーツのコード名にするか。」
キラ
「コード名ですか。」
光輝
「話がそれたが、今のままの演算能力では無理だ。
その為、量子コンピュータを噛ませる。
キラ君が乗った場合だけ、照準機能に割り込み掛ける。
未来予測を行って敵を行動不能にする。
主に頭部のメインカメラや武器を持つ腕などを攻撃する。
その辺はシミュレーターを使って実感して欲しい。
ミスリルの総合評価は厳しいぞ。
相手を殺したり、被弾したら減点だ。
キラ君の今の能力では50点が限界だ。
特別な能力に目覚めないと不可能だ。
90点以上とは安全に戦闘が出来るレベルだ。」
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