第04話 決断
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「僕の知っている事は全部正しかったよ。」
カズイ
「僕も。」
トール
「ねぇ。まだ時間あるし休憩しないか?
EX-ギアだっけ。折角コウキさんが置いていってくれたんだ。
使ってみようよ。」
ミリアリア
「トールは遊びたいだけでしょう。
でも休憩は賛成ね。あまりの情報量に疲れたわ。」
Sideout
皆も同様でミリアリア提案を受けて休憩を挟んだ。
その後、トールごり押しで全員がEX-ギアをマスターして空を飛ぶ事が出来た。
格納庫をローラーで疾走して整備兵に怒られたり、
飛行する姿をフラガが見つけ光輝にせがんでフラガがマリューに睨まれたり、
ドタバタはあったが…。
Side キラ・ヤマト
光輝
「皆の気持ちは理解した。
その上でミスリルからの提案だ。
アークエンジェルの進路は月面の基地だが基地には研究施設がない。
よって大西洋連邦にあるアラスカ基地ジョシュアに向かうと思う。
ミスリルはそれまで護衛することになるだろう。
そこで君達にはミスリルの仮の従業員として艦の運用を手伝ってもらいたい。」
キラ
「僕達がですか?」
光輝
「ああ、そうだ。
先の戦闘でアークエンジェルのクルーが不足している。
ミスリルから人員を送る事は出来るのだが、ぶっちゃけて言うと給金が高い事と別任務がある。
そこで君達を二等兵待遇で雇いたい。
君達は人を殺す事に抵抗あるだろうから管制や航行業務に充てるつもりだ。」
トール
「雇うって給料出るんですか。」
光輝はタブレット端末に給料の明細を見せた。
ミリアリア
「えっ。こんなに!」
「「すげぇ!」」
光輝
「学習システムを使ったなら分かるだろ。
ミスリルの人員はスペシャリスト集団だ。二等兵でも地球軍の士官クラスの待遇だ。
この艦とモビルスーツは重要機密だ。
戦闘に巻き込まれるだろう。
しかし、安心して欲しい。モビルアーマーを修復した魔法やマリュー艦長の怪我を直した魔法がある。
最悪の場合は、ミスリル艦やヘリオポリスへ転移可能だ。」
「「…。」」
皆は光輝の出した条件に呆れている。
光輝
「雇って直ぐに死なれると保険の支払いがバカにならないからな。」
光輝はウインクしながら、タブレット端末で保険の項目を見せる。
「「10億っ!」」
光輝
「安いぐらいだ。
モビルスーツは壊れたら交換できるが、人員は補充できても修練に時間が掛かる。
費用対効果を考えたならモビルスーツ1機分でも少ない方だ。
本当はアークエンジェルの様なボロイ艦には自分を守れるぐらいの人員しか乗せないのだが、
君達には地球とザフト軍の実態を見せたい。
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