第04話 決断
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たのか、いつまでもクスクス笑っていた。
トール
「キラ、タブレット端末で学習システムの使い方を調べてくれよ。」
キラ
「…。
確か音声で操作出来るって言ったよな?」
キラは電源らしいボタンを押す。
画面にはWelcomeの文字が表示される。
キラはタブレット端末に向かって恥ずかしそうに話す。
キラ
「学習システムの使い方を教えて欲しいんだけれど。」
タブレット端末
「私はAIのオモイカネと言います。初めての利用ですね。命令口調で構いませんよ。
学習システムの使い方ですね。こちらが使い方です。音声でのナビゲートが必要なら言ってください。」
学習システムの操作は簡単だった。
ヘルメットをかぶりバイザーを降ろして「学習システムロード」と話し掛けるだけだった。
全員が5分とかからずマスターしていた。
ミリアリア
「たったこれだけなのに、コウキさんは使い方を教えてくれなかったのよ。」
サイ
「みんなを驚かせたかったんじゃないの。」
キラ
「僕もそう思う。
これ便利すぎるでしょ。
これらを普通学んだら、1時間以上掛かるよ。」
トール
「これ欲しいなぁ。」
カズイ
「僕も!」
サイ
「僕も同意。」
キラ
「アクセス権限がレベル1になってるよ。
コウキさんのレベル10が最高ってどれだけ情報量だろう。
因みに学習システムのハードを調べたら『アクセス権限がありません。』と表示されたよ。」
ミリアリア
「アクセス権限は0が一般で1がミスリルの二等兵になっているわ。
アクセス権限を一つ上げてくれたのね。」
キラ
「アクセス権限を下になら変更出来るみたいだよ。
レベル0だと表示されないものもレベル1だと表示されるよ。
コウキさんが言っていたモルゲンレーテとサハク家の情報も載っている。
ミスリルって一体どれ程の情報を持っているのか?」
サイ
「これを見るとコウキさんが言っていた事も真実みが増していくよ。」
キラ
「あれ?ザフトの情報が出ない。
レベル1でもオーブ限定になっている。」
「「あぁ。」」
サイ
「確かに。オーブ関連だけがレベル1にアクセス出来る様だ。」
ミリアリア
「確かにオーブの国民以外にこれだけの情報を見せたら大変だもんね。」
キラ
「あぁ。コウキさんは聞きたい事が予想出来るって言っていたから、レベルを上げてくれたんだ。
レベル1でも大変だと思う。」
ミリアリア
「トール、カズイ。
全然話に加わらないけど、趣味に走ってないでしょうね!」
「「スイマセン。」」
ミリアリア
「もう二人とも!
でもこれだけ情報を見せられたら信じるしかないよね。」
キラ
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