第04話 決断
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
中でつぶやく)。
現在の国籍はなしだけどね。」
ミリアリア
「えっ!国籍はないんですか?何で?」
光輝
「ミスリルって名前聞いたことないよね。
本部は海の下さ。」
キラ
「海の下って、海底の事ですか?」
光輝
「おっ惜しい。正確には海底の地中の中さ。海底プラントと呼んではいるけどね。
場所は教えられない。
ソナーでも発見出来ないから、一番安全な場所だよ。
宇宙コロニーも今回の様に攻撃されるし、資源も輸入しなければならない。」
トール
「ミスリルに入れば行けるのですか?」
光輝
「入ればね。但し、地上には簡単に戻れなくなるよ。
機密保持の関係から本部の場所は、極秘だからね。
敵に捕まったら拷問されるだろ。
本部の場所はレベル10の最高ランク機密だよ。」
トール
「残念。ところで僕は魔法が使えますか?」
ミリアリア
「今はそんな事を聞くんじゃなくて!」
ミリアリアは脱線するトールをたしなめた。
光輝
「残念ながら使えないよ。
遺伝子操作すれば使える様になるけどね。
但し、その遺伝子操作はミスリルでも上官クラスにならないとね。
君達言うコーディネイターは生まれる前に遺伝子操作されているだろう。
ミスリルでは生まれた後、いつでも遺伝子操作が可能なんだ。
ただ肉体の変化は細胞が生まれ変わる半年ほど掛かるんだ。
肉体のスペックだけならサイボーグ手術、我々は義体と呼んでいるけどそちらがお勧めだよ。
事故で足を失ったら義足を付けるでしょ。
あと力だけならパワードスーツでも十分だ。
まあ話がそれたが君たちの聞きたい事は予想出来る。
先ずはこちらのタブレット端末を貸そう。」
光輝は何もないところから一つのタブレット端末を取り出した。
光輝
「これは人工知能AIが組み込まれているから音声で操作出来るよ。
後はこれらかな。」
人数分のヘルメットとEX-ギアを出した。
光輝
「このヘルメットは学習システムを兼ねている。
またこちらはみんなも見ていると思うがEX-ギアと書いてエクスギアと呼んでいる。
空も飛べるがパワードスーツも兼ねている。
トールくんは興味深々の様なので、使ってみたいだろ。
学習システムを使えば時間が掛かっても30分で空を飛べるよ。
まずはそのタブレット端末で学習システムの使い方を調べてご覧。
そのタブレット端末で出来る事は学習システムでも出来るから。
手分けして情報を集めるといいよ。
おじさんは消えるよ。後は若い者同士でごゆっくりどうぞ。」
光輝はそう言い残すとその場から消えた。
全員が驚き、光輝の捨てゼリフで笑った。
ミリアリア
「おっおじさんって、ねぇ。」
ミリアリアは一番ツボに入っ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ