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剣聖がダンジョンに挑むのは間違っているだろうか
第1話・改訂版
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据えないと。僕はLV.1でアストレアさんはLV.10なんだから、釣り合う訳が無い)」


そんなことを考えて、正直落ち込みつつも本拠地(ホーム)に帰る為、ギルドの出入り口に向かって歩いていると、ギルドに入って来た誰かとぶつかってしまった。まぁ、ぶつかった割には感触が柔らかかったけど。


「す、すみませ―――」
「あれ?あなたは……」


ぶつかった相手に謝る為顔を上げると、そこには派閥(ファミリア)の先輩であり一目惚れした相手でもあるテレシア=ヴァン=アストレアさんの姿があった。



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