暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!サンシャイン!!〜千歌キチとAqoursの夢の軌道〜
第4話:天然男子キラー×純情系高校生
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ンピースが似合う子がいたら、男子としては反応せざる得ないだろ……シンプルが故、より彼女の綺麗なみかん色の髪や、艶のある肌が強調され、普段よりも色欲的──言ってしまえばエロく感じる。彼女が中学生のときからこの服は着ていたが、そのときとは全然違う。子どもっぽさも残していながら、背丈も伸び体つきも確実に女性へと成長していることがはっきりとわかる。

「あ、あァ…似合ってると思うぞ、うん」
「それだけー!?……でもうれしい。ありがと」

ちょっと残念がっているようなので、少し具体的に褒めてやることにした。

「付け加えるならそうだな……エロくなった。おっぱい大きくなってるし、なんか全体的に女性っぽく……」

……あ。口が滑った。やらかしたァァァァァァァァァァ!!
千歌は顔を真っ赤に染めながら、野鷹孝紘のことだけをじっと見つめる。やべェ、何言われるか知ったことじゃねェ……
しかし、僕の期待はいい意味で裏切られた。




「……孝紘くんのえっち」




「ブフォア!?……ウンゴメン、ボクノイイカタガワルカタ、アハハ」
「?」

な、なんですか今の男を殺すような一撃は!!まさか、まさか自分がアニメや漫画でよく使われるけど現実ではそのようなスケベ空気が生まれることがないため言われる機会はほぼないと言われているこのセリフを……まさか言われる日が来るだなんて!!しかも、自分の大好きな女の子にだぞ!?ラブコメかな?これはカップルフラグ来たんじゃないですかねェ……
テンションの上がる僕に、さらに嫁は畳み掛ける。

「孝紘くんも、今日の服似合ってるよ!この上着がすっごくかわいい♪」
「お、おおおう!まァ、流石に女の子と2人きりならカッコ悪いとこ見せらんねぇしな!!」

唐突の褒めとかマジでもう!!あああああああああああああああああああ最高ッ!!

「あ、でもえりが……ちょっとじっとしててね」
「え、お、おう?──!?」

襟が整ってなかったのか、彼女は僕の首付近に手を近づけてきた。……このままキスしていい?待て孝紘、まだここは抑えるんだ……いずれ機会は巡ってくる。勝機にはまだ早い………
…じっと待っている時間帯がすごく長く感じた。嬉しいはずなんだけど、異性として意識している相手にこんなことをされているのは少々気が引けるし、恥ずかしい。
だが、僕のそんな感情は、次の瞬間打ち消されることになる。



「これでよし!直ったよ♪」




……夢か。夢なのかこれは。一瞬だけ、ガチで正妻が出勤前に自分のネクタイを締めてくれた後みたいな雰囲気できたよね?ね?



えっと……僕を産んでくれた母さん、そして精子を捧げてくれた父さん。




産んでくれて──────ありがとうございま
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