第03話 崩壊しなかった大地
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た時に一時噴射して月でも地球でも好きな方へ行けばよい。
噴射口からの熱はこちらの艦でカバーする。
後は軌道修正しエンジンを切れば、遠くからは発見されない。
所謂ところのサイレント・ランと言うところだな。」
ナタル
「質問がある。
直接月へ向かわない理由とそちらの艦が追い付かれた時の対処を。」
光輝
「真っ当な質問だ。
まず直接月に向かわないのは、当然に敵も連絡するだろう。月と地球への直接航路は警戒される。
次にこちらの艦はナスカ級より速い。最高速度は企業秘密だな。
魔法と同じく他言無用でお願いする。
上から聞かれたら、しゃべっても構わないが魔法の事を話しても病院送りだな。
メビウス・ゼロの修復も艦内映像には残っていない。」
フラガ
「うーむ。妥当な策だな。
魔法も見せられいるので、光輝の進言も信用するしかないか?」
マリュー
「私は信用しても良いと思うわ。ナタルはどう?」
ナタル
「問題はないかと。艦長の判断に従います。」
光輝
「それなら艦の入港をヘリオポリスに、モビルアーマーの搬入をクルーに伝えて下さい。
それが終われば、ボウズ達の説得に立ち会いますよ艦長殿。」
フラガ
「ああ、そっちもあったか?てか、お前もボウズじゃないか?」
光輝
「これでも18歳です。飛び級で大学の医療、政治・経済、工学などの分野を修めて社会人ですよ。
コウキと呼び捨てで構いませんが、ボウズ呼ばわりはやめて下さい。」
「「つっ!」」
フラガ
「くー。コウキ、お前コーディネイターじゃなくて化物だろう。」
光輝
「あっはっは。便利な学習システムがあるんですよ。
空き時間が出来たら声を掛けて下さい。
フラガ大尉には私のモビルアーマーの操作を30分でマスター出来ますよ。
二人もどうですか?護身術なら知識だけなら30分で済みますよ。流石に動体視力と筋肉は鍛えないとムリですが。」
フラガ
「30分!まて、それならモビルスーツは動かせないのか?」
光輝
「動かすだけならOSを改造すれば出来ますよ。
でもジンならともかく相手にはストライクと同程度のモビルスーツが4機。それにコーディネイター相手です。
スペックが同じならパイロットの技量が勝敗を分けますよ。」
フラガ
「ぐーっ。」
光輝
「私のモビルアーマーはストライクよりスペックが上です。
それでもモビルスーツに乗りたいですか?」
フラガは両手を上げて降参のポーズを取った。
マリューは光輝に言い含められたフラガ見てニヤニヤしている。
ナタルは光輝の引き出しの多さに呆れている。
Sideout
『トゥアハー・デ・ダナン』のヘリオポリスへの入港許可とモビルアーマーの搬入の
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