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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第03話 崩壊しなかった大地
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ぁー。コロニー内の避難はほぼ100%完了しているということだけど、
警報レベルは8のままだそうよ。」

フラガ
「シェルターは、完全にロックされてはないが、あのガキどもはどうすんだ?」

ナタル
「彼らは、軍の機密を見たため、ラミアス大尉が拘束されたのです。
このまま解放するわけには…。」

フラガ
「じゃぁ、脱出にも付き合ってもらうってのか?
出てきゃぁ、ド派手な戦闘になるぞ。」

マリュー
「…ストライクの力も必要になると思うのですけど。」

ナタル
「あれをまた実戦で使われると!?」

マリュー
「使わなきゃ、脱出は無理でしょ?」

ナタル
「…あ。」

フラガ
「あのボウズは了解してるのかい?」

ナタル
「今度はフラガ大尉が乗られれば…。」

フラガ
「おい!無茶言うなよ!あんなもんが俺に扱えるわけないだろ!」

ナタル
「ええ…?」

フラガ
「あのボウズが書き換えたっていうOSのデータ、見てないのか?
あんなもんが、普通の人間に扱えるのかよ。」

ナタル
「…なら、元に戻させて…とにかくあんな民間人の…しかもコーディネイターの子供に
大事な機体をこれ以上任せる訳には…。」

フラガ
「そんでノロくさ出てって、的になれっての?」

マリュー、ナタル
「…ん。」

光輝は航路マップを操作した。

ナタル
「勝手に操作しないで下さい。」

光輝
「まぁまぁ。それよりこの航路マップを見てくれ。
アークエンジェルが離脱してから時間を置いて、捕虜を解放する。
1時間もあれば、敵のナスカ級を振り切れるだろう。
その間にこのデブリベルトまで逃げ込む。」

ナタル
「艦長、私はアルテミスへの入港を具申致します。」

マリュー
「アルテミス?ユーラシアの軍事要塞でしょ?」

フラガ
「傘の、アルテミスか?」

ナタル
「現在、本艦の位置から最も取りやすいコースにある友軍です。」

マリュー
「でも、Gもこの艦も、友軍の認識コードすら持っていない状態よ?
それをユーラシアが…。」

ナタル
「アークエンジェルとストライクは、我が大西洋連邦の極秘機密だと言うことは、無論私とて承知しております。
ですが、このまま月に進路を取ったとて、途中戦闘もなくすんなり行けるとは、まさかお思いではありますまい。」

光輝
「アルテミスの入港はやめた方がよい。
大西洋連邦とユーラシアは友軍であるが、仲が良いとは言えない。
入港は許可されるだろうが、データを抜き出して、補給だけして護衛もなしに放り出される。
問題はザフトに時間を与えて、待ち伏せ攻撃を受ける確率が高い。
デブリベルトで我が艦から補給して、月の影に入っ
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