第03話 崩壊しなかった大地
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てマリューへ差し出した。
マリュー
「あっありがとう。」
マリューは条件反射的にペンダントを受け取った。
皆はその光景を唖然として眺めているばかりである。
その後、皆がやっと落ち着いて光輝が停戦の経緯を説明して、それぞれが持ち場に戻る。
Sideout
マリュー達は艦橋へ移動した
その途中で光輝が格納庫にあるフラガのメビウス・ゼロを魔法で修復したりして、
すったもんだはあったが。
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「はぁー。疲れたわ。」
光輝
「お疲れ様です。」
マリュー
「いったい誰のせいで!」
マリューは光輝を睨み付ける。あんたのせいよと言わんばかりに。
フラガは陰で声を殺して笑っている。
光輝
「後22時間だな。」
マリュー
「そうね!2時間も無駄にしたわね。」
光輝
「不可抗力です。マリューさんも質問していたのでは?」
マリュー
「そっそれは…。」
光輝
「建設的な話をしましょう。
まず指揮系統をはっきりさせてください。艦長は?」
マリュー
「フラガ大尉が…。」
フラガ
「先任大尉は俺だが、この艦のことは分からん。ラミアス大尉が指揮を執れ!君が艦長だ!」
マリュー
「私が!
…分かりました。」
光輝
「艦長も決まった事だし、まず私共の艦を入港させましょう。
予備の物資などは私共の艦で運びましょう。補給も必要ですから。」
マリュー
「それは助かるわ。」
ナタル
「貴君らにはメリットがないではないか?」
光輝
「然るべき所とやらで請求させて貰います。はっはっはっ。
貴方は心配する必要はありません。
誰がいくら払うかは私たちの交渉です。
ただ、この艦アークエンジェルでしたっけ、護衛の為に私のモビルアーマーの乗艦許可を頂きたい。
『然るべき所と連絡が取れ処置が決定するまで私と行動を共にしていただかざるを得ません。』
でしたよね。私の行動権利はマリューさんにあり、この艦が沈むと困るんです。」
マリュー
「むむっ。」
フラガ
「はっは。これは一本取られたな。」
マリュー
「フラガ大尉、笑い事ではありません。
乗艦を許可します。」
ナタル
「ラミアス大尉。それは?」
光輝
「ナタル・バジルール少尉、物事は柔軟に考えた方が良いですよ。
軍でも民間の傭兵団とかと合同作戦するでしょう。
それに私はミスリルの顧問をやっていて、大佐階級の権限があります。1個艦隊の指揮も出来るのですよ。」
「「大佐!」」
光輝
「ミスリル内の事です。
ミスリルは民間の組織ですので私は軍人ではありません。」
マリュー
「は
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